工芸館をハシゴ。
って言うか、工芸館だけ単独で来ると料金が必要ですが、
本館の展覧会を見た後だと、無料で見る事が出来るので、
行かない手は無いですよね。
いま東京国立近代美術館工芸館で行われている展覧会は、
収蔵品展の『動物集合』。
動物をモチーフにした、さまざまの工芸品の展覧会です。
今回は、一部を除いて写真撮影可でしたので、
いくつか興味深いものを撮ってみました。
まずこちら。
ポスターにも使われている作品です。
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大塚茂吉《猫》
なんか、古代エジプトっぽい雰囲気だなぁと思って、
横を見るとこういう形状。
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スフィンクスですね。
こちらは、なんでしょう?
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鈴木治《馬》
“馬”ですか・・・
うーん、そうですか・・・
こちらはルネ・ラリック《雄鶏と羽根文花瓶》
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前衛的な作品から、アールヌーヴォーまであります。
またまた、不思議な作品に戻ります。
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鈴木治《鳥》
鈴木治さん、こういう作風の人なんですね。
こちらは、美食家であり、陶芸家でもあった、
北大路魯山人の作品。
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北大路魯山人《萌黄金襴手鳳凰文煎茶碗》
こんなので煎茶を出されたら、緊張で飲めないかも。
これは一体?
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チェスワフ・ズベル《野獣》
いやぁ、本当に“野獣”ですよね。
フォービズムって、絵画の流派なんでしょうけど、
こういう、彫像にもあっても良いのではないかと思うほどですね。
最後はk、こちら。
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左 ルネ・ラリック《ブローチ 桑の木と甲虫》
右 ルネ・ラリック《ブローチ 翼のある風の精》
これらの他にも、着物や、螺鈿細工など、
いろんな動物モチーフの作品がありました。
今日は実質無料で見られたので、お得でした!
名称 | 収蔵品展 動物集合 |
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会期 | 2017年2月28日(火)-2017年5月21日(日) |
会場 | 東京国立近代美術館工芸館 |
当日観覧料 | 一般210円、大学生70円、高校生以下、65歳以上等無料 |
無料観覧日 | 3月5日(日)、4月2日(日)、5月7日(日)、5月18日(木)国際博物館の日 |
開館時間 | 10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜(3/20、3/27、4/3、5/1は開館)、3/21(火) |