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東京国立近代美術館 『茶碗の中の宇宙』

1月9日成人の日から起算して、
68日ぶりに突入した連休の初日。
晴れています!

そんな今日は、国立近代美術館で開催中の
『茶碗の中の宇宙』に行ってきました。


10:00a.m.開場ですが、なんやかんやで出遅れてしまい、
開場到着は、10:40a.m.過ぎに。
ヨーロッパ有名絵画の展覧会とは違い、
そんなに混む事は無いだろうと予想していたんですが、
予想通り、特に混み合うことはありませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、焼き物のコアファンが!
まぁ、そうですよね。
ぶっちゃけ、不勉強で、ど素人の私は恥ずかしいばかりです(苦笑)

不勉強ついでに、樂焼って、轆轤を使わないんですね。
だから、無骨と言ってよいのか、骨太の外観になるんですね。

それと、初代から時代が進むにつれ、器の厚さが徐々に薄くなり、
洗練されていくのは、興味深かったです。
これは、形状を整える技術の進化のほか、より高温で焼く事が出来る
炉の開発など、焼成技術の進化なども関係しているのでしょうかね?

面白かったのが、銘が、意外に特徴的だったこと。
どこをどう見ると、そういう銘になるのかが、よくわかりませんでした。
仕事は見事なんですけどね。

数は少ないですが、白い樂焼が、私は良かったですね。

開場の出口のところには、こんな撮影スポット。


畳スペースには、初代長次郎の《黒樂茶碗 銘 万代屋黒》の
複製が置いてありました。


これは、“複製”と言っても焼き物ではなくて、
3Dスキャンしたあとに、アルミを削り出してつくったもの。
って言うか、アルミ塊をこんな風に削り出せるのかと、ちょっと驚きですが、
形は全く、焼き物の茶碗の形状です。
実物は中に気泡などがありますが、こちらの複製はそういうものがないので、
重量的には、複製の方が、約200gほど重いそうです。








名称茶碗の中の宇宙
樂家一子相伝の芸術
http://raku2016-17.jp/
会期2017年3月14日(火)~2017年5月21日(日)
会場東京国立近代美術館
当日観覧料一般1400円、大学生1000円、高校生500円、中学生以下無料
開館時間10:00~17:00
金曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日月曜(3/20、3/27、4/3、5/1は開館)、3/21(火)
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