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佐藤光華画
まだまだ書きかけの状態ですが、取り敢えずの公開です。
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すったもんだの出来事が続いておりましたが、いよいよ東京五輪が始まりました。
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そしてめでたく聖火の火が灯りました。
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益田玉城 『中洲の夜』
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良くも良くも次から次へと、色々な醜聞が出てくるものだと、唖然としながら、ニュースで見ておりました。
本来なら、国にとっても目出度いオリンピックだと云うのに、嫌な部分ばかりが見えて来るという、残念なオリンピックとなってしまいました。
この暑い時期ですので、開催の準備をされていらっしゃる人達や各国から来日した、選手の人達が熱中症で倒れないよう、祈るばかりです。
コロナも心配です。一気に感染爆発が起きないことを願うばかりです。心配は尽きません。
57年ぶりの東京五輪、あの当時とは何もかもが、違いますが、選手の人達にとっては晴れの舞台です。シロガネもその点は素直な心で、応援をします。
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鏑木清方
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この数日は、今まで使っていたカメラアプリから又新しいカメラアプリで写真をとっていましたが、使い慣れたのとは使い方が、当たり前ですが、違いましたのでそれになれるのが、大変でした。でも今までよりは、画像が精密に写れる様になって、やっと使い慣れてきました。こちらの記事からは、最新のカメラで写した画像を載せております。
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前回の東京五輪でボランティアを務めた女性達。動きやすい様に中振袖を着用しております。
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前回の東京五輪当時の振袖です。
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五輪のマークをイメージした振袖です。
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当時の職人達が腕によりをかけて、それぞれの意匠で制作して各百貨店が仕立てて、誂えたという本当に華やかで美しい振袖です。
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今回のオリンピックで着物を採用しなかったことで、もう日本の文化を目に見える形として発信する機会は失われました。着物を取り入れなかったことで、もう、この国の神々から見放されたのかも知れません。だから次々と不祥事が起きたのかも・・・・・。
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小池和子さん(当時表彰式でメダルを運ぶボランティアを務めました)
「世界の方々からとても本当にとても喜んで頂きました。あんなに心がこもった着物はもしかしたら無いかも知れないほど、いい着物でしたよ」
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小池和子さん(当時表彰式でメダルを運ぶボランティアを務めました)
「世界の方々からとても本当にとても喜んで頂きました。あんなに心がこもった着物はもしかしたら無いかも知れないほど、いい着物でしたよ」
あの健康ランドの制服で果たして世界の人々から喜んで頂けるかは、シロガネがわざわざ書くこともありません。
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伊藤小波 『涼宵』
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五輪の事を先に書きましたが、彬子女王殿下のインタビューの続きとなります。
安住アナ
「イギリスでの経験を生かし、彬子さまは今、自らが総裁となり、未来を担う、子供達に、日本の伝統文化を継承する活動をしていらっしゃいます」
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「現在は心游舎という組織を立ち上げて、活動していらっしゃいますが・・・・」
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「現在は心游舎という組織を立ち上げて、活動していらっしゃいますが・・・・」
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彬子女王殿下
「やはり日本の未来を担うのは、子供達なので子供達が、畳の上で『畳の匂いってホッとするね』とか、『ご飯とお味噌汁を飲むと、やっぱ日本人だなと思う』とか、思ってくれるような子供が育ってくれないと」
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「日本文化というものを良い、とこれを残さなければいけないと思ってくれる人達が、ドンドン減ってしまうことになりますので」
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「本物の日本文化に触れて体験してもらう・・・・ワークショップを神社やお寺で開催しております」
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安住アナ
「昨年3月の墨絵のワークショップ」
彬子女王殿下
「子供達が楽しかった思い出を大切にすることが、日本の文化を大切にすることに繋がってゆく・・・・」
「・・・・と、思うので子供達の心に良い日本文化の記憶の種を撒いてゆくというのが、課題だな~~と思っております」
安住アナ
「わたくし、昨年、皇后陛下がずっとなさっている蚕の御養蚕、蚕のお部屋にお邪魔させて頂いたんですけど・・・・」
「皇后陛下も日本の文化を守るという活動をされていると思いますが・・・・そういうお話をされた事は、ございますか?」
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彬子女王殿下
「ハイ。心游舎の活動などについては、さまざまな媒体等でご覧になられて頂いているようで・・・・あの~~」
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「『とても良い活動をされていますね』というお言葉をかけて頂いた事がございます」
安住アナ
「それは嬉しいですね」
彬子女王殿下
「ハイ・・・・」
安住アナ
「組織の立ち上げに関われた、彬子さまですが、その成立でも皇族ならでわのハプニングがあったようです」
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彬子女王殿下
「銀行口座を開こうと思って、手続きをしたんですけど・・・・わたくしの名前が彬子女王のものなのですから、あの~~まずは信じて頂けない。何か変な名前の人が来たという・・・・」
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安住アナ
「フフフフ・・・・そうですね。彬子さまももっと早い段階で、印籠を出すべきだったと思いますよ。フフフフ・・・・」
彬子女王殿下
「どのような形で出したら良いのか、わたくしも分からなくって(笑い)」
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安住アナ
「アハハハ・・・・」
安住アナ
「皇族の皆様方が、それぞれの信念に従って、活動されていらっしゃることの素晴らしく感じる訳なんですが・・・・」
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「なかなかこういう事は聞けないと思うのですが・・・・当然上手くゆかないことや、困る事はありますか?」
彬子女王殿下
「皇族だからこそ、上手くゆかない事ですか?」
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「わたくし自身、一度も皇族で有ることを、辛いとか、嫌だとか、思った事はございません。あの~~勿論、皇族だから出来ないとか、あの~~難しいという事は、あるんですけど・・・・」
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「それ以上に、皇族だから出来た事、出会えた方とか、あの~~そういった事の方が、わたくしは、大きいなと、思っておりますので・・・・あの・・・・それを大切に今後もして行きたいなと、思っております」
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安住アナ
「彬子さま充実の日々です」
もう1つ、彬子女王殿下のインタビューを追加します。
2017年に放送された◆皇室の窓 『彬子さまとともに皇室ゆかりの京都を歩く』◆で、彬子女王殿下がテレビ東京の番組にご出演されました時のインタビューです。
場所は、紫式部邸宅跡と伝えられる、盧山寺です。
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彬子女王殿下はこの日は、水色の道行に桜色の無地のお着物をお召しになられてのご出演。
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そして帯は、白地に刺繍を施した恐らく短冊文様の帯。萌黄の帯締めしめていらっしゃいました。美しい装いでいらっしゃいます。
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一応参考迄に、短冊文様の総刺繍の振袖
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ナレーション
「紫式部ゆかりのこの場所で彬子さまにお話を伺いました」
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水原恵理アナ 「彬子さま、京都に住まわれて何年ですか?」
彬子女王殿下 「もう・・・・8年、8年目」
水原アナ 「8年?」
彬子女王殿下 「ですね」
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水原アナ 「もう、歩いていない道はないですか?」
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彬子女王殿下
「そんな事はないと思います。やっぱり歩いていない道は、沢山ありますし。どうしても、近いところ歩いてしまいますし」
水原アナ
「しかも、道を歩いていてちょっと覗き込むと、すごく未知の空間が広がっていますよね」
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彬子女王殿下
「そうですね~~。あっここにこんな所に繋がっていたのかと思ったりだとか、こんな所にこんなものがあると、思ったりするので」
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水原アナ 「特に気に入っている道ってありますか?」
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彬子女王殿下
「ん~~そうですね・・・・今日歩かせて頂く、寺町通りなんか、時間の感覚が変わってくるような・・・・あの~~昔の感覚がありますし」
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「現在と混ざって凄く近代的でもあったり・・・・時代が時間の感覚がちょっとずつ混ざり合いながら変化してゆく通りなので凄く面白いな~~~と思って、お散歩は良くする通りの1つですね」
水原アナ 「いつもは、お一人じゃないですよね」
彬子女王殿下
「ハイ・・・・護衛官と、京都婦警さんと一緒に歩いております」
水原アナ 「皆さん一緒にいることが、日常ですか?」
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彬子女王殿下
「ハイ。産まれた時から護衛官と一緒に生活をしてきましたので、物心付いた時から“居る„というのが当たり前でしたので、逆に居ない方が何かちょっと寂しいな・・・・と思ったりしております」
水原アナ 「たまに~~一人になりたいな・・・・と思ったりすることもなく・・・・」
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彬子女王殿下
「わたくし、人と話をしてストレスを発散する所がありまして・・・・一人で居ると、誰も話し相手がいないので逆に苦しくなって・・・」
「話しているうちに、色々なモヤモヤが晴れていったりする所がありますのでやはり側衛さんだったり、婦警さんだったり話を聞いてくれて、ワイワイしてくれて、ちょっと怒ってもらったりする事もあれば、慰めて貰う事もあって」
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「そうやって会話をすることで、自分の中の色々なものを消化している事もありますし、話さないと一日が終わらないと、言うところもありますので」
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「それはわたくしは、凄く助かっています。居てくれるのが」
皇室の行く末についてかれこれ論じている昨今ですが、しかし彬子女王殿下のような方がいらっしゃるのは、これから先の皇室も決して悪い事ばかりでないと、シロガネは思うのです。
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佐藤光華画
開会式に御出ましになることも出来ない皇后陛下(注射がお嫌い?)や、自身の欲望に囚われてご自身のお立場をすっかりお忘れになられている眞子内親王に、この彬子女王殿下のお言葉は、どう聞こえたのでしょうか?
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開会式に御出ましになることも出来ない皇后陛下(注射がお嫌い?)や、自身の欲望に囚われてご自身のお立場をすっかりお忘れになられている眞子内親王に、この彬子女王殿下のお言葉は、どう聞こえたのでしょうか?
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もう一度初心に帰られたら如何かと・・・・。
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三輪俊夫 『水に遊ぶ』
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