■まずは市役所の介護認定の申し込みから
介護なんておおげさな事がしてもらいたいわけじゃないから、うちは関係ないとか、恥ずかしいとか、人様に迷惑をかけたくないって言って頑張りすぎる結果、具合が悪いことを見落として手遅れになってしまうのです。本当に誰にも迷惑をかけたくないなら人の言うことを柔軟に受け入れる事だと思います。持論が強いと家族もお手上げして離れていきますからね。
どのようなサービスがあるのかを知るだけでも安心に繋がります。
■面談
お医者さんからの診断書も後から着けますが、まずはどんな状況なのかを知ってもらい、どんなサービスが必要なのかを知る為に市役所の方と、なんでも相談室の方が来てくれます。
本人が自分の介護の話をしているのを知ったら傷つき落胆する場合もあるので、別室で話しておいたり、市役所で話しておいたり、相談室で話しておいたりも出来ます。
■認定
私の父の場合は、医師からのお墨付きの認知症があったので、初めから【要介護1】でした。
母は若い頃からギリギリ自分の事は出来るけれど、精神科に通院歴が長く、父の事は見れていなかったので、同時に認定してもらいましたが、【要支援2】でした。
■ケアマネージャーさんと相談
本人との相性もあるし、こちらとの相性もあります。なんせ、サービスを受けさせたい家族と、人の手は借りたくない本人と様子を見てくれるデイケアサービスさんを繋げるわけですから。うちは相性の合わないマネージャーさんだったので、変わってもらおうとした次の週に父が急逝してしまったので、なんとも残念な事でした。
その、ケアマネージャーさんを変わってもらう相談を持ちかける事が出来たのがなんでも相談室でした。
今は土日だけストップしてるみたいです。■サービスの決定
人が家に入る事を嫌う両親がなんとか人の目に触れるように、異変に気がついてもらえるように筋トレタイプのデイケアを選びました。綺麗なお風呂にも入ってほしかったのです。
結果、利用出来たのは一度きりでしたが。
現在受けているサービスは、毎週母に電話をしてもらっています。他愛ない事でも自分を気にしてくれているって一人で暮らしているお年寄りにとって、とっても大きな事だと思います。
私も仕事をしながら母が一人でどうしているだろう?と、気にする事が木曜日だけは少し気持ちを抜いていられます。
ありがたい事です。
しかも、私もどうしていったら良いのかをたくさんのお年寄り家庭を知っているプロに相談出来るのがもっとも心強いです。