ユカさんたちとの柿仕事を終えて帰るとき、
二階のベランダに吊るした柿が綺麗だ~と
みんなで見上げていたら
「どれ、私も。」と仰ぎ見た義母が
すってんころりん。
痛くない、大丈夫、とその時は言うけれど
数日経って痛みが出るよね。
散歩をしていたら、携帯に電話があって
「るかさんに電話してもどうにもならないことは
わかってるんだけど・・・
誰にも言う人がいないので電話してみたの。」
打った方の右側ではなく、左の腰が痛いんだと。
「デイサービスに迎えに来られたけど、
今日は休むことにした。」
今日は用事があるし、困ったなあ。
迎えに行って、医者に連れて行った方が良いのだろうか?
痛みを聞くと、大丈夫そうなんだけど。
痛み止めを持っているはずなので、飲むことを勧めると
「ああ、そうだ、飲んでみる。
昨夜も飲んで、夜は眠れたから。」
今日一日様子を見て、もし辛いようなら
レントゲン撮ってもらいましょう、と伝えたら
安心したように電話を切った。
あれから電話がないので、大丈夫そうかな。
こっちからかけた方が良かったかな、と思っていたら
今朝、散歩中に義母の姪のF美さんから電話。
「今週みんなで来るんだって?」
先日いただいた「菊なんばん」(菊とキノコの和え物?)が
美味しかったとるかさんが言ってた、と義母に聞いて
菊があるから、今から作って実家に届けてくれるそう。
娘も次男も大好きだから、ありがたいけど~~~
(またF美さんにしれっと頼んだのかな?)と勘繰ると
なんだか申し訳ない気がする。
来客があっても、以前のように
あれやこれや準備することが出来なくなった義母の代わりに
お料理上手なF美さんが(義母の電話で?)
いろいろ作って届けてくれる。
まんざら嫌いでもなさそうなのだが
甘えてばかりじゃダメだよね(汗)
こうしてみんなに助けられて、なんとか一人でやってる義母。
あの歳で、本当にたいしたものだと思うけど
手を借りなければ無理なこと。
みんなで支えてるからこそ、出来ていること。
ありがたい。
感謝しかない。
私も年老いて、もしも一人で暮らす日が来たとして
誰かの世話になっているから出来るのだと
ちゃんと自覚できるだろうか。
夫を生んで育ててくれた義母。
今までたくさんお世話になってきた。
私もそれを忘れていないか?
何かを頼まれて、つい
モヤっと面倒な気持ちが生じてしまう自分のことも
省みる人でなければ、と思う今日でした。
・・・そういえば前回も、
七輪で何か焼いて食べた時、帰りに転んだよねと
車の中で夫と話した。
若い人と一緒に、外で寒い中食事をしたり
正直、相当疲れるだろうとは思う。
普通、年寄りは家でゴロゴロしてるものだけど
義母はそれを好まないし
ひとりで家にいたら私たちに悪いと思って
無理をしているのだろうか?
私たちのほうこそ、仲間に入れないと悪いと思い
あれこれ気遣って世話をしながら作業をするのだけれど。
・・・そのあたりも難しいよね。
気の使いドコロが、人によってまちまちだから。
みんなに来てもらうと楽しいし嬉しい、と
言っていたけれど
無理はさせちゃったかも。