夫の父は９人兄弟の長男で、しかもオバサマが多いので
義母は大変だな～と思う。
普段はの～んびり核家族してる私も、こーゆー時は頼りにされて
いつもの１０倍くらい動いてしまう。
・・・それでなくとも、帰省に片道６時間以上かかるので
長旅のお疲れで今日はグッタリ（爆）。
夫の実家は今回も私たちを含む遠方からの親戚が
延べ１１人も２泊したという、まさに「民宿状態」。
これは結構、毎度の事で、
お葬式の時なんかこの何倍もの人が連泊して、
布団の準備やら食事の世話がもう～～大変だったっ
私はひたすら台所でお義母さんのシモベに徹するのです・・。
親戚が集まると、いろんなことが見えておもしろい。
最初はお互いに懐かしく珍しく、和気藹々という感じだが
何日も一緒にいるとそのうちカドが立ってきて（笑）
言いたいことを言い出す・・。
そのあたりに、昔からの、あるいは普段の
姉妹の関係が見え隠れして
新参者の私には「へぇ～」と思えることばかりなのでした。
法事の朝、「団子お願いね」と渡されたのは、冷凍の白玉。
茹でるだけ。（団子くらい作れるんだけどね）
お寺から帰って来て自宅でワイワイやってる時に
あるオバサマが「今日の団子、どなたの作？」と切り出した。
義母は言葉を濁しながらも「ほほほ・・嫁です」と。
「今後のために言わせてもらうけど、あれ、ちょっと
くっついちゃってね～分けるのが大変だったのよー
・・・ゴメンね、こんなこと言って。」
すかさず隣から別のオバサマが
「ちょっと、だってあれは茹でるだけなのよ、冷凍なの
」と私をかばってくれたけど、今度は「冷凍」を使ったお義母さんの
立場が悪くなりはしないかとハラハラした。
「あれね、食べると美味しいのよ。すごく便利なの。
アンコとかつけて食べるにはとってもいいんだよ」と
また別のオバサマがかばってくれて、あちこちから口が出た。
お義母さんも慣れたもんで、「ハイ、ありがとうございます。
今後のために参考にさせていただきます」と
ふざけてかしこまって笑ってた。
「でも、ちょっと茹ですぎたかもしれません～」と
私も会話に参加しながらも、ちょっとだけじわっと来た。
・・・気にしない～気にしない。
こんなことで凹んでいたら、ココの嫁は務まらない
ああ、疲れた。
私の実家は遠方からのお客さんは温泉一泊などでまかない、
法事もお寺のあとは料理屋さんで、実家では軽く飲むくらい。
お金はかかるけど、
父の代からそういうスタイルでやっていたので
嫁いだ時はびっくりした。
まぁ～結構田舎だし、気の利いたお料理屋さんもなさそうだし
何よりお義母さんの心づくしの手料理（山菜の煮付けや漬物）が
とても美味しくて、みんなそれを楽しみにしている上に
布団だってたくさんあって、
そこいらの旅館よりピカピカの家だから、居心地もいい。
「実家にみんなで泊まる」は当たり前のことらしいが、
家事が苦手な私の代になったらど～なるんだろう・・・
（歌ってもてなすか
笑）とにかく、終わりました。
次は３年後だそうです。
それまで両親とも元気でいてくれることを
心から祈ってます。
