コンクールにマーチングに合宿・・・・
暑さにも負けず（？）
一日中、部活に明け暮れる吹部の夏。
去年は一年生で、ヘロヘロでボロボロでクタクタだった娘。
今年もスリムになってフラフラでがんばってます
今日は、１、２年生が出場するジュニアのコンクール。
ダメだダメだと、出かけていきました（笑）。
それでなくとも今年は、
例年即消えてた野球部がベスト４まで進んだおかげで
炎天下の応援に借り出され、内心焦ってた彼女。
顧問の先生は３年生のコンクールに忙しそうだし、
練習はどうなっているのかな？と私も気にはなっていた。
昨日、珍しくやや早く帰れたので
明日からの合宿の買い物に行った。
タオルとＴシャツ・・・
車の中で。
「もう～～～、ヤバイよ。
２年（自分たち）、耳、クソ悪い
」（まあ、この子ったら・・・おほほほほほほ、失礼）
音が全然合ってなくて、かなりストレスを感じてる様子。
～耳の良し悪しは、ビミョウな問題。
一生懸命やろうとしても、出来ない子を
責める気にはならない。
地道に直して行くしかないんじゃないのかなぁ・・と言うと
「だって
言っても言っても直そうとしないんだよ。わかってるけど～、とか言っちゃって（怒）」と
音そのもの以上に「態度」に腹を立ててる様子。
アンサンブルって、どうしてもこうなっちゃうんだよね～・・・
同じレベルの子だけが集まることなんて、そうそうなくて
どうしても、勘のいい子と鈍い子と、差が出てしまう。
私もコーラスでアカペラをやってた時には
他のパートの音程がどんどん下がっていくことに
悶絶しながら歌ってたもんだ。
自分の力ではどうしようもないから、余計にイラッとする。
自分が頑張ればそれでいい、ピアノや独唱はその点
ラクでもあるし、厳しくもある。
それにしても・・・
この子、結構激しい（笑）。
「先輩、怒ってました～」という後輩の報告で、
「なになに、どうしたの」と
仲良しの子がニヤニヤしながら飛んできた。
「コイツ～～、面白い
」と、笑い話に。夜、マーチングの全国大会のビデオを一緒に観た。
（娘は何度も見てるらしい）
全国金賞の学校の演技を見ながら
「もう～、ウチら、ド下手だよーーーーー
」と、転げまわってた。
どうしてもあの高校でブラスをやる、と
固い決意で入学し、
希望通りに「これでもか」ってくらいに、しごかれて
疲れきって、でも楽しくて、
それから、こんなに悩んで、落ち込んで・・・。
外から見れば上手に思えたココの部活に、
入ってみれば、今は自信をなくして、鬱々としてる。
娘や私から見ると、素晴らしいとしか言いようがない
このビデオの、金賞レベルの子たちも
同じように悩んでるんだろうなと思う。
登っても、登っても、目の前に階段は続いてて
先を行く手の届かない人たちがいて・・・
音楽に１００％はない、と言うのが顧問の口癖。
自分たちのダメさがわかるからこそ、
より高みを目指せるのだ。
間に合わない感に失望せず、
地道に「耳」を鍛えて、来年のコンクールに備えてほしい。
