私がかつて住んでいたＤ合地区の女性センターにて
小学生がお客さんのクリスマスライブがありました。
シルキー
の原点でもある、Ｄ合でのライブ。一昨年のクリスマスライブ以来、実に二年ぶり。
しかも、小学生相手のコンサートなんて
確か。。。いつの春休みだったろう？？？
ホームだったＤ合の公民館から、
練習場所を現在のＷ松公民館に移してから
滅多にＤ合には行かなくなってしまったから
とても懐かしかった。
早めに行って、場所の確認とご挨拶を済ませ
１時間以上あったので、外で発声と練習をしていた。
「チャングム」を歌い終わったとき、背後から突然の賞賛の声。
「お上手ですねぇ、素晴らしいわ
どこかでコンサートがあるんですか？」
通りの向こうのバス停で高速バスを待っていたご婦人が
わざわざこちらまで出向いて、誉めてくださったのだ。
「はい～ありがとうございます。１１時から女性センターで
子供たちのクリスマス会があるんです」
「今日なの
残念だわ～これから東京行かなくてはならないの。
他に近々ないんですか？」と聞かれたので
すかさず２１日のＷ松でのクリコンをお知らせ。
「ホントに素晴らしいわ
プロの方かと思いました」きゃ～っ・・・・照れる（爆）。
何度もそんな言葉を繰り返しながら、
やがて来たバスに乗って行ってしまったご婦人。
ピエ～ルのＶｏ．が客を呼んだぞ、と、後から大笑い。
・・・だって、練習不足の、一番自信のない「チャングム」。
アレンジだって適当だし、バックの音も薄いし、
Ｖｏ．で持ってるよ～なもんだから、この曲は。
やっぱりね、クオリティの高さよりも「楽曲」なのよ。
人気の曲は、お客さんにウケがいい。
そしてＶｏ．力。
チャングムの時のピエ～ルは、惚れ惚れするほど堂々として、
声もよく通り、ＣＤにも迫る迫力。
バックの心許なさをカバーするどころか、お釣が来るほど。
うれしいうれしい出来事でした。
無事に本番が終わり、録音を聴いた。
ＭＣからして、ひどいドラ声の私
歌も、まったく声が通らないから、つい声に力が入り、
音程も取れないし、開ききってるし、聞き苦しい。
・・・深～く反省
後ろに壁がなく、天井も高く、反響が少ない場所だけに
声が遠くまで届いてるのか不安だった。
ノーマイクの難しさ。
これから基礎練を徹底して、「声」を作って行かなくては・・。
座ってキチンと聴いている、お利口さんの小学生の女の子たち。
ライブの「ツボ」なんてわかるはずもないし、
今まで経験したライブだったら、何かしら「楽しもう」という意識の元に
「聴きに来る」人たちがお客だったから、ずいぶん助けられた。
過去、私が聴きに行ったライブを思い出すと、
無名さんほど、お客さんのノリが悪い。
そこを、いかに「乗せる」か、がプロの技であり、成功の鍵。
表情や手振りで、送り手がどんどん
アプローチして行かないと・・・というのを、肌で感じてた。
・・・今こそ、あの場で学んだことを実践する時なのだ
とばかり萎縮することなく、ますます自信を持って（・・たように見せかけて・笑）
「パフォーマンス」しようと努めた。
・・伝わったのかどうかはまったく自信がないし、
その後のお客さんの反応も怖いけど
精一杯やった、と清清しく振り返ることが出来るのはうれしいことだ。
反省は細かいこと数えたらきりがないけど
全体に「よかった」ということで（爆）。
私ら素人が音楽を続けていくには、「自己満足」は必須だし
悪いことを数えてばかりじゃ、落ち込んで進めなくなる。
失敗は記憶の彼方に追いやって、
楽しかったことだけを覚えておこう。そして誉めあおう。
「好き」と「楽しい」を伝えることが、私のやりたいことなのだから・・・。
午後、爆睡。
すごく疲れた。
でも、楽しかった。
また、どこかで歌わせてもらえたら、
この上ないヨロコビです。
