福島出身の人も何人かいて
「お初」の先輩・後輩が即興のステージで
テレビで何度も聴いた、あの、フクシマの歌を一緒に歌った。
近況MCで語った人、語らなかった人・・・。
でも、地域を考えると、彼らはみな、
きっと大変な毎日を過ごし
今も続いているだろうことは予測できる。
がんばれ、福島。
歌詞にはなくても、歌がそう言ってる。
歌う自分たちに、言い聞かせるように聴こえた。
東北に住んでいる人たちには、今も「現実」なんだ。
そう強く感じた。
今までゆっくり話したことのなかった気がする同期のHちゃんと
ずっと一緒にいて、たくさん話した。
高校も同じクラスだったのに、タイプが違うせいか
そんなに親しくなかった彼女。
「商売をしてるからか、気の利く」と書いたとおり
私の中では、どこか八方美人(実際、美人である!)で
口の上手なお嬢さま、なイメージだったが
流れ着いた金庫の中から見つかった領収書で警察から連絡が来て
取引先の人が被害に遭ったことを知り、
とりあえず、欲しいと言われた米を届け(かなりの数だったけど、忘れた・・)
ライオンズクラブの会長をしていた夫と物資を集め
学校にエレクトーンを送ったり募金をよびかけるなど、支援活動をしてきたという。
(今回も募金箱と活動記事を持参していた)
何気ない話の中でも
「被災地の人と接したことがきっかけで、
カウンセラーの勉強をして、去年資格を取った」とか
「震災以来、勉強がなに?と思うようになった~」とか
何度も「震災」の言葉が出てきて
彼女の心に、かなりの影響を与えたことがわかる。
「正直、商売そっちのけだった」と。
それが出来るのはお嬢さまだから、とも言えるけれど
・・・・・だからと言って、なかなか出来ることじゃない。
立派だと思った。
今、世の中を動かしてるのは、まさに
私たちの世代なのだ!とも。
自分に出来ることは、するつもり。
「つもり」だけで、実際に自分が何をしたのか?
何もできてない、ことに気付く。
今回、田舎に帰ったことで
新たな意識が生まれた。
東北に暮らす人たちには、まだまだ
これからが正念場なのだ。
どうか乗り越えてほしい。
みんなで支えて行けたらと思う。
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