その祝賀会のため、一泊で山形へ帰ってきました。
一目、その姿を見るまではピンとこなかったけど
祝賀会のパンフレットに掲載された着物姿の母は
なんだかとても立派で・・・・
娘に生まれたことを、誇りに思う。
母は、どこにでもいるフツーの母で・・・
多少多趣味なのが、私と同じで（笑）。
「ご詠歌」と「謡」はいつからやってるのか、もう忘れたけど
昨年からは７０の手習い、とか言って
「仕舞」も始めた。
もう少し若い頃は洋裁に通ってて
自分の服は何でも縫ったし
（結婚前に私も洋裁を習ってて、
母のコートなんかを縫ってやったものだが
子供服を散々縫った後はミシンから遠ざかったので
途中から母に追い越された
笑）、いらなくなった布を利用した（ここがミソ）パッチワークや
編み物なんかもやっていたし
（編み物は、幼い私の師匠だった・・・）
腰の手術をして体があまり利かなくなってからは
リハビリを兼ねて、週に何度かプールに通ってる。
（数えてみると、まだまだありそう・・・（笑）
私の比じゃない・・・恐るべし
）いやいや、そういうこと書きたかったんじゃなくて（爆）
今回の受賞は、２０年以上保護司として尽力したことに対するもの。
気がつくとそんなに・・・？というくらい
母の地道な活動は、家族にはよくわからなかったけど（笑）
いろんな子を預かって報告書を書いていたのを、覚えてる。
この頃、とてつもなく「先生」に憧れている私ですが（爆）
母の活動を思うと、とてもとても
自分には出来そうもない。
「ボランティア」という言葉も苦手だが
「人様のお役に立つ」ことには、つくづく照れがある性格上
ブログでは何度も「人の役に立つ仕事がしたい」と書きながら
実際どうかと自分にあてはめてみると、
やっぱり「無理」なのだった・・・・。
ただ「好きなこと」を、「自分のために」やるっていう
わがままキャラを演じるが、好ましい。
願わくば、
ただ「好きなこと」を、「自分のために」やるっていうことが
人に喜ばれはしないかと、
そんな都合のいい夢を見るのが、現実の私。
話は戻って・・・・
祝賀会のあと、「二次会」と偽り
母にはナイショで喜寿のお祝い会を開いた。
一番小さな、女の孫にに手を引かれ入場した母は、
大きな垂れ幕と、身内の割れんばかりの拍手にただびっくり。
６人の孫ひとりひとりから、
小遣いで買った（・・ということになってる）３００円の花束をもらい
子供一同（私たち兄弟の夫婦）から記念品を授与され・・・
小さな声で、涙ながらに挨拶をした。
複線は色々あれど
よい思い出になりました。
その日は、三人の子供たちの家族がみんな
実家に泊まってニギヤカだった。
私と妹と、弟の嫁さんと、母。
女たちの会話が、酒と共に弾んでいく。
（ちなみに、親戚中探しても、
こっちの家系に飲めない人はいません
）滅多に会えない従兄弟同士も、大騒ぎ。
うちの長男、子供の相手で筋肉痛
おかあさん、これからも元気で長生きしてね。
一人暮らしは心配だけど
私より本番が多い、忙しいおかあさんだから
好きなことには一直線で、ますます楽しくね。
遠くにお嫁に来て、ゴメンね。
