信頼し、愛してきた、大切な友。
娘にとって、青春そのものだった、ジェームズ。
その彼に、裏切られた気分・・・と娘は言う。
何より大事なときに、力を貸してくれなかった。
いつも二人で、頑張ってきた。
あれほど、日々努力したことがなんだったのだろう・・・と。
特色科選抜(自己推薦)の公立高校入試。
全然ダメだった~・・・と落ち込んで帰って来た。
3教科の筆記と面接、そして実技。
娘はジェームズと共に臨んだ。
そう、ジェームズは、彼女が大切にしてるトロンボーン。
彼女の中で、過去最悪の演奏だったらしい。
数日が過ぎ、友だちの手ごたえを聞いたり自己採点したりと
冷静に振り返ることが出来るようになって
気持ちは落ち着いたものの、発表までは気が抜けない。
・・・はずなのに、昨日は、すでに私立に決まった友達と
娘が受けたNK高の演奏会に行ったりして~
二週間後の一般入試は眼中にないのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/162.gif)
幸いなことに、私立は二つとも合格したので
「KI高行ったら、吹奏楽はやめるかも~」なんて気楽なもんだ。
あれほどブラスブラスとこだわってきたというのに、
なんなんだ(笑)。
だいたい、裏切られたと言う前に、
あまり構ってあげられなかった受験という理由を、
ジェームズに言い聞かせたの?と聞くと
「・・・話してない」
「ほら~ヘソ曲げたんだよ~」「そっか~」
・・・それなりには、練習して臨んだんだけどね。
夢は、定まらなくて、くるくると変わっていく。
音楽に対する気持ちはますます強くなってるようだが
ブラスをやるのか、ピアノに行くのか、
もうひとつ。。まだここでは言えないけれど
彼女の中で大きくなってる希望の種と
これからどう向き合っていくのか。
私の若き日を思い出す。
あの頃は。。。なんだってやれる気がしてた。
未来のある子供たちがうらやましい。
今からなら、どんな道だって選べるよ。
ホントに情熱があれば、きっと叶う。
そんな言葉で脅したり励ましたりの私。
まるで自分の人生を何度も生きてるようで、ワクワクしてる。