こんなに夢中でハマる人じゃなかったら。
我が家はもっと綺麗に片付いていただろう・・・・
と思うことはしばしばある（笑）
夫の前では、趣味に封印の私。
彼が休みの土日は、ただの妻であり母であり
本来の私ではない（・・・・んっ
どっちが本来
）。今の仕事に行く前は、専業主婦というお仕事だった手前
夜、夫が帰ってくるまでには必死で片付けていた。
（帰ってくるのに間に合うように、というべきか）
子供が小さい頃は「手がかかるの～ん」光線を出しておけば
罪を問われることはなかったけど（
）下の子が幼稚園に行ってしまうと、辛かった～
家事をしてない日、もしも「今日は何をしてたの？」ナンテ
ナニゲに聞かれようものなら・・・
と想像してはドキドキし理由を用意していたくらいだ。
（実は日々シルキーで歌ってた・・・笑。
あの頃ってまだカミングアウトしてなかったしね）
そう、だから土日は結構、たまった家事をしてる。
昨日は夫がカーペットを冬用に替えてくれてる間
キッチンを片付けていた。
・・・これがナカナカ時間がかかって・・・
他になにもやりたいことがない人だったら、
終わった後の清々しい達成感を自分へのご褒美に
掃除や片付けって、結構楽しい作業かもしれない。
でも
アタシはそ～ゆ～ヒトじゃない。
ほんでも、この不自由な制限の中で
出来る精一杯を音楽に傾けようと（笑）
洗い物の供には、常にMD。
せめてもの自主練。
（これって没頭してるから、意外と家事が進むのよ）
もし私が今、歌っていなかったとしても
きっと「何か」をやってることだろう。
「歌が好き」もモチロンだけど
「何かやりたがり」な性分が、趣味に走らせる。
趣味でも、家事でも、仕事でも、真剣になれる人って
みんな「何かに向かう」こと自体が好きなのかもしれない。
実家のお隣のおばさんが
認知症で入院したと聞いた。
何か手仕事をするでもなく、野菜を育てるでもなく・・・
どこかに出かけたり、美味しいものを食べたりということもなく
いつも家にいてピカピカに家事をしてる、よき妻・よき母だった。
（ウチの母と比べたら、もう主婦の鑑だ・・・）
私の母は、何でもやりたがり、どこにでも出かけちゃって、
美味しいお料理とお酒が好きで・・・
足腰手術してからは不自由だけれど
ヘルパーさんに苦手の掃除をしてもらって
自分は毎日プールで泳いでる。
ポッと、新幹線で東京にキルト展を見に来たり（日帰り）
ホントに・・・だけど、こうして書いてみると
なんて素敵な母なんだぁ～～～
どっちの人生を生きたいかと問われれば、
私はやっぱりテキトーでも楽しい毎日がいい。
（それを許せる性格ならば）
でも、きっとお隣のおばさんも好きな人生を生きてきたんだろうな。
しあわせって、他人にはわからないから。
あれっ、でも、考えてみると実家のご近所さんたち
結構地味に生きてる人が多い・・・。
（母の友達はみんな同類だけど）
・・てことは。。。もしかして、私たちがおかしいってこと
ごくフツーだと思ってるんだけど（爆）。
