aCappella好き♪

ほ~らね、という出来事。

法事の段取りをしていると、
どうしてこう変な空気になるんでしょ(笑)

きっと面倒くさいのね。
それか、みんな
自分が仕切った方がうまく行くと思ってる。
・・・まあ、かくいう私もそういうタイプだけれど。

仕事で百戦錬磨の夫からすれば、
私の作業はまどろっこしいかもしれないが
専業主婦ナメんなよ!
ファイリングのスキルは結構高いのさ。


とある夜。
供養膳をお願いしたお店に出す、席次表を作っていた。
昨年は一からだったので、
ポストイットに一枚ずつ名前を書いて
義母の采配でパズルのように欄を埋めて行ったけど
いちいち名前を書き直すのは面倒だ。
去年の席次表をコピーして、
定規をあてて、カッターでサーっと切って名札を作っていた。

夫「ポストイットに書いていくんだと思ってた」
私「そう思ったけど、この方が早くない?」

義母が、あーでもないこーでもないと
順番を考える。
(そのうち面倒になったのか、夫の声が若干イライラ)
そんな言い方しなくても、と思うヨメ。
紆余曲折を経て、なんとか完成。

私「あ、上座の三人が抜けてたね」
(切り刻んだコピー用紙から名前を探して、カッターで切り始める)
夫「こんだけなんだから書けばよくない?」
私「あ、そうか!字の上手なお父さんがいるからね」
私の愛用品のフリクションを彼に渡すと
しぶしぶ書き始める。
夫「あれ?お寺の漢字、どうだっけ?・・・ああそうかそうか」
なーんか、わざと?って思えるようなヘタクソな字で
三名分を書き上げる。
夫「これ、書きずらっ」と、捨て台詞。
(私がどんなペンよりフリクション好き、なのを知ってて言ったな?)

夫「・・・お母さんの方か上手なのに」
・・・そんなことないわ!
私は字だけは下手なのよ!(だけ、かーい)
夫は子供の頃書道をやっていて(・・・私もやってたけどさ)
誰もが誉める達筆、のはず。

私「返信ハガキと付き合わせよう。
読むから、席次表に名前を探して」
(2、3枚読んだところで)
夫「こっちを読むから、ハガキを探してくれ。
でないと、チェック入れて行かなきゃいけなくなるから!」
わかってないなぁ、と言わんばかりに、上司のようなことを言う。

(おいおい、私は席次表の場所は把握してるので
順不同に並べてあるハガキを探すより、
その方が手間がかからないんですよ。
名簿を作ったのも、ハガキを出したのも、
去年の席次表を作ったのもワタシなんで!)
と、彼の苛立ちについイラッとしながらも
ここは逆らわず、「はーい」と従う。
・・・案の定、ハガキの整理はしていなかったので
簡単に見つからず面倒な作業だったけど、
「アナタがハガキを読んで、私が席次表を探すから」という
一番スムーズそうな提案は意地でもしなかった(笑)

私「崩れないうちにノリで貼って、コピーするね」
夫「じゃあ貼って行くわ」
(いやそこは一人で出来るから手伝わんでいいよ、と思いつつ)
私、台紙にノリをつけ、彼が名前の紙を貼る。
ポストイットならフワフワしないし、ノリで貼る手間もないのに、と
彼が思ったかどうかは知らないが
二人の共同作業が、なんか、呼吸が合わなくて(笑)

ノリを、端っこにちょっとだけつけていたら
夫「剥がれる」とクレーム。
私「コピーするからいいよね」
夫「こういうの、嫌いなんだ、ちゃんとしないと」
・・・みたいな雰囲気のことを言われ、ピシッと糊付けする彼。
私としては、名前の最初の字を揃える方にこだわりたいけどね!
と、心の中で抵抗しつつ、彼の思い通りに多めにノリを乗せて行く。
(彼の意識はそこには行ってない)

やっと二行目を終えたところで・・・
私「あれ?ココ!まずくないですか??」
犬猿の仲の親戚が、あろうことか隣同士に!
なんでさっき気づかなかったのか~~~
義母「そうねぇ・・・(苦笑い)・・・うーん、まあ、いいから」
私「ダメですよ~!なるべく気分よく過ごしてもらいたいし。
ココとココを替えたらどうですか?この人を上に上げて」
義母・夫「なるほど!」
夫「さすがお母さん」
私「やっぱり、出来る限り忖度してあげないと」

一件落着。・・・だけど
しっかりノリ付けされた小さい紙切れを剥がすのは
結構難しく・・・夫の嫌いな「ちゃんとしてない」感じになってしまう。
言っとくけど、こういう作業は私の方が絶対上手い。
「私がやるね」と、一触即発を避けたい一心で
なるべく綺麗に剥がしていく。
(ほーらね、だからこんなにちゃんと貼らなくてもよかったでしょ!)

作業再開。・・・今だ、とばかり
私「頭、揃えてね」と一言。

さらに三列目。
義母の記憶で、上下関係があいまいな箇所が発覚。
またもや貼り直し。

ほーらね!ノリは少なめでよかったのよ。
コピーするんだから!

(大事なことなので二度言いました)
もちろん、心の中で。


この記事を書いてから、反省。
彼は、いつも任せっぱなしにしているこういうコトを
少しでも手伝おうとしてくれたのに
一人でやった方が早かったわ、なんて思わずに
気持ちよくありがとう~って言えればよかったな。
もしも手伝わずにビールなんか飲んでたら、
それはそれで文句が言いたかったと思う。

彼がイライラしなければ、楽しくやれたのに
義母に対しての口の利きようにカチンと来て
私もつい、小競り合いをしてしまった。

法事が終わるまで、こういうイロイロは
これからもあると思われる。

あーあ・・・・。

がんばる。

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コメント一覧

るか@Silky
https://yaplog.jp/acappellazuki/
> maruttiさん
まさに!です(笑)
私もmaruttiさんのブログを拝見して、
なかなかうちと似た感じだなと思うことがあります。
旦那様に感謝しつつ、上手く操縦してるのは私!と、、、(笑)
下手なとこを言ってこじれては、自分の損ですから。
このくらいの感情操作はなんてことありませんわ、おほほ。
法事も無事終わり、夫にも義母にも感謝され
山ほどいる叔母たちからは褒められて
苦労は水に流れました。
marutti
るかさん、いろいろご苦労様です。
ご主人との二人での作業、
共感できすぎて笑ってしまいました。

なかなか息があわないですよね~

っていうか私は
だんなを立てつつ出来るのは私だけだよ~~~~と
心の中で自分をほめつつ
一緒にやったと
主人が満足するのにお付き合いしております。

面倒くさいですよね!

でもお互い年を取ったので
力を合わせることが大切なのかな。
一人で頑張りすぎないように・・を目標に。

無事に法事が終わられますように☆
るか@Silky
https://yaplog.jp/acappellazuki/
> 宵待さん
こういうオチをつけて
結局良い人だ、と思われたいのですね(笑)

宵待さんからのコメントはいつも優しくて
宿題の絵日記にお返事を下さる先生のようです。
宵待
https://yaplog.jp/ametari7/
席次って本当に頭が痛いですよね。
でも そんな配慮をされたお席なら
きっと楽しく和やかなはず。

書くことは書かれても
最後はきちんと着地なさる
だからるかさんの日記は
読み心地がよいのだなと
思いました!ヾ(´ー`)ノ
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