aCappella好き♪

今日は、本音編。

夜、弟ファミリーと暮らしている実母から
LINEが入った。

母「今日は例年の花火大会です。
皆で食事をしながら見に行き、ひとりで食事しました。
家からは花火見えません。
音、楽しんで、ます」

私「そうかー、花火大会なのね。」

妹「あ、、そうだ。東北大花火大会」

母「年とると、邪魔にはされないけど、
何の相談もなし、
どこにも誘って貰えなくなって、寂しいよね(^^)
長生きするんじゃなかった
でも年寄りの友達と楽しくやって居るから良いかな!」

そこから妹と私と母の、三人のトークが続いた。
妹は、名古屋で姑と同居。
結婚してしばらくは義妹も一緒だった。

一緒に住んでいても家族じゃないんだ、と
母と同じことを、妹は言う。
ちょっとした、言葉のあやで
傷つけたり傷ついたり・・・
でも、そこには、奥底になる本音が滲むってことだよね。

「んー、それを言われると・・・
身につまされるわあ(≧▽≦)」と私。

「この頃私も、
連れて行きたいけれど
一緒に行動出来ないでしょう~って時もある。
行きたがるのもわかるんだけど。」

でも、母の言葉を聞いて、
年寄りは思った以上に寂しいんだなあと
それだけはわかった。
母は、運転も出来るし、友達も多いし、
花火が観たければ誰かを誘ってどこにでも行ける。
でも、ダメなのよね。


去年、義父が亡くなった時、
いよいよ同居か、と覚悟を決めた。
真っ先に頭に思い浮かんだのは、
楽しかった大曲の花火大会
大好きな家族(夫と私、子供三人。・・・確かにこの中には
母たちは含まれていない)と、水入らずの、バスの旅。
ビールも飲んで、花火を観て。
(今思うと、長男が結婚した今となっては
五人でのイベントはあれがファイナルだったかも)
もう一度行きたい、と思っていたのに
おばあちゃんはどうすればいいの~???と
夫に泣き言を(笑)
(当時はずっと実家にいて義母と暮らしていたので
精神的にまいっていたのもある)


実は・・・・
昨日今日は、小田原に行くはずだった。

仲良しのTおばさんちに義母が泊まりに行った時、
認知症が進んだと聞く小田原のおばさん(義父の妹)に
会いに行こう!という話が出来上がっていて、

「乗り換えが不安だから、東京のNちゃん(娘)に
お願いできないかしらー」とTおば。
「それでしたら、私が行きましょうか?」と、言ってみたら・・・
「私も、るかさんにお願いできたらと思っていたの!」と義母。

Tおばさんとおばあちゃんと三人か。
温泉にでも泊まってゆっくりするのもいいかなーなんて
ちょっと思っていた、私が甘かった!

後日、義父の妹があと二人、行くという。
義母88歳、を筆頭に、80代二人、70代二人と私。
えーっ!!
私一人で、そんなに看るの???

しかも、宿が取れないので、うちに泊まってくれと言われ
自宅に泊まることになったという。
・・・おばさんたちはともかく、私までか!
勘弁してよ~

切符の手配は?
障碍者手帳持ってる人は、まず買いに連れて行かねば。
乗り換えは、義母は車椅子だな。
(駅に言えばちゃんと車椅子準備してくれんだって、と
どこから聞いたのか、義母、乗る気満々)
小田原駅からタクシーでどのくらい?
五人乗りを予約すべき?

・・・ハイ、本来私はこういう性格でして。
行き当たりばったりは性に合わない。
親戚あちこちに電話して、説明して、
あれこれ思いめぐらせていたら

この暑さで体調に不安を感じる人、続出。
いや、その前に、言ったのよ私。
こんな暑いときに行かなくても、延期しませんか、って。
でも「少しでも正気なうちに会っておきたい」って
Tおばが言うから~

結局、中止。
よかった。

その時、夫に言ったのだ。
今度こういう話が出たら、アナタが止めて、と。
正直、88歳の義母が新幹線を乗り継いて
小田原に行くのはおそらく無理。
無事に帰ったとしても、あとで体調崩しかねないし。

自分は、行けると思ってる。
無理しなければ、たぶん大丈夫と。
でもそれは、周りの人のお世話と気遣いがあってこそ。
してもらって当然、と思われるのは困る。
私がいない場所で、「行く」と決って
そりゃ無理でしょう~と、水を差すのははばかられた。


ということで、

行きたい気持ち、はわかるけど
連れてく気持ち、も計り知れない。
もちろん、無償の愛があればなんのその。
多分、夫や子供だったら、苦労と思わずに
車椅子でもなんでも連れていける気がする。

今回の長男夫婦の帰省に関しても
スケジュール調整の苦労の種は、そこだった。
たとえ一晩でも、水入らずで過ごしたい。

仙台に来てから、盆や正月は
母たちを家に呼んでみんなで過ごす、ことが多かったけれど
ヨメの立場の私としては、民宿の女将よろしく
食事を作って片付けて~と忙しいだけの日々よりは
ビールを飲んでダラーっとして、わいわい話し
片付けは明日でいいかー、って方が楽しいし
子供らも夫も、会話の内容や雰囲気が若干違う(笑)

・・・長年、遠くにいて
そんな風に自由に過ごしてきたから、なんだけど。
同居の人は、ずっとそんな毎日なんだろうな。
弟ファミリーとて、きっと同じ。
そこまで忖度していたら、自分の身が持たないよね。
でも、それを、年寄りが理解してくれるかどうかは
別問題。

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