お盆の季節、に思うこと。

もうすぐ・・・お盆ですねぇ～

私にとっては、昔から憂鬱な季節。

何しろ、三重という東北から遠～いところに嫁いだので
両家とも、息子や娘、孫たちが帰ってくるのを
首を長～くして待っていたのだ。

そして、今、胸を張って言える！
私たちは、頑張った！！
年に二回、もしくは三回の、悩ましい時期を乗り越えたからこそ
今がある！

７月も後半になると～

いつ帰って、いつ戻る？
どっちに先に行って、何泊ずつ？
お土産は何を何個？どの親戚に？

と、頭の中はそんなことでいっぱいになって・・・
いっそ北と南に実家があったなら、
夏は北へ、冬は南へ、とゆっくり帰れるのに～と
何度も思った。
三重からすれば同じ方向、だろうが
夫と私の実家は車で三時間以上かかる・・・。
一週間のお盆休みをフルに使っても
せいぜい２～３泊の慌ただしい旅。
それなのに、１０万単位のお金が飛んでいく～

修行、だったな。
私は、実家よりも自分の家が一番好きだった。
あの頃は、良くしてしてくれるがめんどくさい親戚もいたし（笑）
どこに行っても、気を遣ってばかりだった。
（その代わり、一年中のその時期以外は気楽なヨメだった！）
夫の実家には、ひいおじいさんひいおばあさんもいて
嫁である義母の、二人への気遣いも居心地よくはなかったし。

今思うと、夫がちゃんと間に入って
細やかな優しさを発揮してくれたので
私も何とか過ごせたのだと思う。
その代わり、いくら私の体調が悪くても、
帰省を逃れることは許されなかった。
なんだかんだと言葉を駆使して
結局、連れていかれてしまう・・・。
（時折の爆発は、ブログの過去ログにごまんと掲載・笑）

姑もすっかり歳を取って
嫁を頼る立場になったと思ったら。

今度は息子夫婦との関係に気を遣う事態に・・・

自分らみたいな苦労はさせたくない。
自分が嫌だったことは、お嫁ちゃんにはするまいと思っても
やっぱり会いたいし帰ってきてほしい！（笑）

転勤族の社宅にいたご近所さんは
夫の実家には滅多に帰らない、とか
自分の家にべったり、とかが当たり前。
これがフツーなのか？と、自分と比較してきたから

横浜が実家のお嫁ちゃんとて
本来そうなってもあきらめるしかない？

入籍して、最初のお盆。
義父の初盆と、私の父の２７回忌が重なって
二人のおばあちゃんたちも
孫嫁に初めて会うのを楽しみにしているから～
（長男は、どちらにも初孫！）

今回は特に、私の頭の中はぐーるぐると
余計な心配ごとでいっぱいに。

三日間という、短い長男夫婦の帰省期間に
三時間離れた二つの実家を行き来する段取りは
本当に骨が折れて

夫と私、あーでもないこーでもないと策を練ること数日。

結局は、長男が考えたプランに落ち着く。

よかった。


お嫁ちゃん。
苦労かけるけど、よろしくお願いしますね。
立場が代わって、今度は迎える側として
私の心労もしばらく続くけれど
ほんとうに、どうにか、仲良くしたい！！

しあわせな人たちは、
目に見えないたくさんの犠牲を払ってる。
わがままに、思い通りに生きてたら、
今の私の平和はない。

・・・少なくとも、そう思うしかない（笑）

二人のおばあちゃんが元気なうちは
顔を見せてあげてほしいな。

そんな、お盆の季節。