あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

ちょっとおかしなミニSLの運転会のチラシ

2017年04月10日 | 展示品のご紹介
郷里の徳島県の土成(どなり)町商工会からの依頼で、館長の父がきかんしゃトーマスの電動ライブを運転した際のイベントのチラシです。実家にあったものをもらってきました。
トーマスの写真とともに、「機関車トーマスに搭乗しようよ!」というフレーズが書かれています。



飛行機やロケットじゃあるまいし、「搭乗」というのはいかがなものでしょう?
せめて「きかんしゃトーマスに乗ろう!」、できれば「きかんしゃトーマスと遊ぼう!」くらいのフレーズにしてほしかったですね。

非常用の保存食

2017年04月09日 | 館長のひとり言
当館の収蔵庫の隅っこに、非常用のグッズを納めたダンボール箱が積んであります。
ダンボール箱の脇には、カセットコンロやガスのカセット、調理用具や食器、医薬品などの紙が貼ってあり中身が分かるようになっています。また、食品を入れたダンボール箱には西暦を記載した紙が貼ってあり、それぞれの年に賞味期限を迎える飲料水や保存食が入れてあります。
災害が起きた際に、当館の建物が無事であれば、ご近所の被災者の方々の役に立てばと、保存しているものです。
たまに、内容を点検するのですが、2017年のダンボールを開いてみると、5年保存で今年末までに賞味期限を迎えるクッキーやビスコ缶、レトルト食品、缶詰め、飲料水などが出てきました。当分は、これらの食品で「避難生活」を送ることになりそうです。
今年5月に賞味期限を迎えるビスコ缶をおやつ替わりに食べてみました。ちょっと懐かしい味がしました。
長期保存に適するように油分を抑えているためでしょうか、ちょっとパサついた感じがしました。



阪神大震災、東日本大震災が起きた直後には、防災グッズや食料の備蓄などを心がけたご家庭も多いと思いますが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と諺にもある通り、いまは備えを怠っているご家庭も多いことと思います。
改めて、大規模災害に備えたいものですね。

開館4周年。募金のご協力に感謝!

2017年04月07日 | 館長のひとり言
すっかり忘れていましたが、開館してもう丸4年になりました。
当館の存在も、すこしは知られるようになり、遠方からも来館者が訪れるようになりました。(相変わらず、ご近所の方でも知らない方がたくさんいらっしゃいますが…。)

また1年経ったので、カウンターの募金箱を開封してみました。
5,000円以上の募金があり、開館以来、合計で40,000円を超えました。
全額を新たな展示品の購入に充てさせていただきます。この場を借りてお礼を申し上げます。

維持管理も大変ですが、できる限り無料で公開したいと思っていますので、こうして募金にご協力をいただける方々のお志を大変有り難く感じています。

オーストラリアのSLの切手

2017年04月06日 | 展示品のご紹介
オーストラリアで発行された蒸気機関車の切手を紹介します。
発行日の消印が押印された初日カバーに貼られており、オーストラリアの地図とカンガルーのイラストが描かれています。



切手に描かれた蒸気機関車がちょっと変わっています。
Double fairlie(ダブルフェアリー)と呼ばれているようですが、中央に運転台があり、前後の両方に機関車が付いており、パワーはありそうです。



こういう機関車は、実車やNゲージやHOゲージ模型などでは製作可能ですが、大型のライブスチームでは運転手が乗るところがなく、製作は可能でも、実際に運転することができないのが悩みですね。