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関係代名詞の非制限用法【 |連続| 第1045回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 25 for the month of August.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

リサイクルされた金属が芸術作品になっています。
「関係代名詞の非制限用法」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の非制限用法

▷今日の例文

 英文▷ Sergei Dzhabbarov, who makes sculptures & toys from recycled materials, collaborated with artist Natalia Pogudinato to produce the metal hounds, which are on display in a park in Yekaterinburg, Russia.

 訳例▷ Sergei Dzhabbarovさんは、リサイクルされた材料で彫刻やおもちゃを作っているのですが、アーティストのNatalia Pogudinatoさんと共同で金属の猟犬を作りました。それらはロシアのエカテリンブルグの公園に展示されています。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 関係代名詞が作る関係代名詞節は、文の途中や最後に挿入されて追加的な説明をする役割をすることがあります。

「今日の例文」には、「カンマ(,)」で区切られた関係代名詞節が2つあります。
「, who makes sculptures & toys from recycled materials,」と「, which are on display in a park in Yekaterinburg, Russia.」の部分です。
「, who makes sculptures & toys from recycled materials,」は、その直前の「Sergei Dzhabbarov」のことを補足的に説明しています。
「, which are on display in a park in Yekaterinburg, Russia.」は、その直前の「the metal hounds」を補足的に説明しています。

 このように「カンマ(,)」で切って関係代名詞を続ける使い方を「関係代名詞の非制限用法」と言います。

 ここで関係代名詞の制限用法と非制限用法をあらためて説明しておきましょう。

 例1▷ I have a brother who is a doctor.
 例2▷ I have a brother, who is a doctor.

 例1が関係代名詞の制限用法で、「私には医者をやっている兄がいます。」という意味になります。
 この文の場合、他にも兄弟がいる可能性が示唆されています。

 例2は非制限用法で、「私には兄が一人おり、彼は医者をやっています。」という意味になります。
 このように制限用法と非制限用法で意味が変わってくる場合があります。

 また、関係代名詞の「that」には制限用法しかありませんので、非制限用法を使いたい場合は「, which」「, who」などを使います。
     
▷その他の単語

 sculpture: 彫刻作品
 toy: おもちゃ、玩具
 make ~ from recycled materials: リサイクル材料から~を作る
 collaborate with: ~を共同で行う、共同制作[研究]する 
 artist: 芸術家、アーティスト
 produce: ~を製造する、~を制作する  
 metal: 金属製の、金属で作られた
 hound: 猟犬、ハウンド
 display: ~を展示する 
 Yekaterinburg: エカテリンブルグ ※ロシアの都市

▷今日の例文は「Now This」から
These Dog Sculptures Were Made With Recycled Scrap Metal

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