「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

副詞の「but」【第804回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

人間そっくりの人形を作っていたずらをしている人がいます。
「副詞の「but」」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 副詞の「but」

▷今日の例文

 例▷ Man takes Christmas prank to the next level and but ends up in trouble with the emergency services.

 訳例▷ 一人の男性がクリスマスのいたずらを次のレベルまで引き上げましたが、緊急サービスともめることになっただけでした。



▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「but」は「しかし」という意味の接続詞として使われることが多いですが、前置詞や副詞として使われることもあります。
 例えば「I love all vegetables but tomatoes.(私はトマト以外のすべての野菜が好きです。)」 という場合の「but」は「〜以外の」という意味の前置詞です。
 
 「今日の例文」の中に登場する「but」は「副詞」として使われています。
 「but」が副詞として使われる場合、日本語には訳しにくいのです。「only」の意味で「ほんの」「たった」、「just」の意味で「ただ」「つい」、「in any case」の意味で「とにかく」、「at least」の意味で「少なくとも」などとなります。
 また、アメリカ英語では単に動詞を強調し、「まったく」「ほんとに」「しかも」などの意味になります。

 (もっとも「今日の例文」は「and」または「but」の削除を忘れたただの間違いの可能性もあります。)

 なお、「今日の例文」はニュース英語の特殊な文法が使われています。「Man」は実際には「A man」となり、「takes」と「ends」は、過去形の「took」「ended」、または現在完了形の「has taken」「ended」になります。
 
▷その他の単語

 take ~ to the next level: ~を次のレベル[段階]に進める[持っていく・引き上げる]
 prank: (悪気のない)いたずら、からかい、悪ふざけ
 end up:  〜することになる
 in trouble with: ~との間がもめている ※イギリス英語
 emergency service: 緊急[救急]サービス
 
▷今日の例文は「The Sun」から
It is as if he is asking the neighbours to call the police on him



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