「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

wh名詞節【第689回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ボストン・ダイナミクス社のロボットは失敗する時も人間ぽいです。
今日は第675回で取り上げた映像の舞台裏です。

「wh名詞節」について、「Boston Dynamics」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 wh名詞節

▷今日の例文

 例▷ Discover what we do when robots break and learn how we take the opportunity to rebuild more robust robots.

 訳例▷ ロボットが壊れた時、私たちがやることを理解してください。より強靭なロボットを組み立て直す機会を私たちがどうやってとらえているかを知ってください。


▷実際のニュース映像はBoston Dynamics

▷解説
 
 普通の文(肯定文、平叙文)の先頭に、「when,where,why,what,how」などの「wh語」をつけたものを「wh名詞節」と呼ぶことがあります。
 節全体が名詞のような役割をし、節全体が主語や目的語、前置詞の目的語、補語になることができます。

 例えば、
 普通の文: She studied English.(彼女は英語を勉強した。)
  をwh名詞節にすると、
 ・when she studied English(いつ彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した時期)
 ・where she studied English(どこで彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した場所)
 ・why she studied English(なぜ彼女が英語を勉強したか)(彼女が英語を勉強した理由)
 ・how she studied English(どうやって彼女が英語を勉強したか)(彼女を英語を勉強した方法)
 ・what she studied(彼女が何を勉強したか)(彼女が勉強したもの)
 ・who studied English(誰が英語を勉強したのか)
  のようになります。

 「今日の例文」では、2つの「wh名詞節」が登場しています。
 1つ目は「what we do」(私たちがやること)です。この「what」は関係代名詞の「what」と解釈されることもあります。
 2つ目は「how we take the opportunity to rebuild more robust robots」(より強靭なロボットを組み立て直す機会を私たちがどうやってとらえているか)という「wh名詞節」が動詞「learn」の目的語になっています。

 「wh名詞節」はとても便利なので様々な文章でよく使われます。
 ここでも何度も登場しますが、繰り返し学習しましょう。 

 ちなみに「今日の例文」の途中に出てくる「when robots break」の「when」は「〜の時」という意味で、これは「wh名詞節」ではなく「副詞節」です。

▷その他の単語

 discover +(that節/wh節・句): 〜ということを[〜かを]知る[悟る] 
 learn: (情報・知らせなど)〜を知る
 take the opportunity to: チャンスを利用して~する
 rebuild: 〜を組み立て直す
 robust: 強靭な

▷今日の例文は「Boston Dynamics」から
At Boston Dynamics,....



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