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「couldn't+better」が「最高」という意味になる時【第73回 英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

カナダに従来の記録を塗り替える巨大な雪の迷路が誕生しました。

今日は、「「couldn't+better」が「最高」という意味になる時」について、「Now This」の記事をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「couldn't+better」が「最高」という意味になる時

▷今日の例文

 例▷ The news of setting a World Record couldn't have come at a better time for the Masse family?

 訳例▷ 世界記録を打ち立てたというこのニュースは、Masseさん家族にとって絶好のタイミングで飛び込んできました。

↓下の写真は巨大迷路です。


▷解説

 仮定法の「could」の否定形「couldn't」と比較級を組み合わせた、翻訳する時にちょっととまどう表現があります。

 例えば、「How are you?」と聞かれた返事の「I couldn't be better.」は、一見体調が悪そうに思えるかもしれませんが、実はまったく逆で「絶好調だ」という意味になります。元の文を厳密に直訳すると「私はこれ以上好調ということはありえないだろう」となり、つまりこれは「これ以上の好調はありえない」という意味になるわけです。

 今回の例文は、これをやや複雑にしたものです。「couldn't」と結びついているのは、「at a better time」の「better」です。直訳すると「世界記録を打ち立てたというこのニュースは、Masseさん家族にとってこれ以上によいタイミングでくることはなかっただろう」となり、これを言い換えると「Masseさん家族にとって絶好のタイミングで飛び込んできました。」となります。

 例文の「couldn't have come」は、仮定法過去完了ですが、この話は長くなるのでまた別の機会に。
   
▷その他の単語

 maze: 迷路
  
▷今日の例文は「Now This」から
 タイトル:Giant Snow Maze in Canada Sets New Guinness World Record


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