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JAL機 離陸|光源が写る流し撮りでは...

2021年03月06日 | 航空機
基礎的な話ながら・・・
流し撮りでは、 被写体の動きを追って 構図を動かしながら写すことで、 背景は 露光中に写る場所が移動した分だけ 流れて写る。

流れた背景の 被写体との明るさのバランス感は、 面状の物は 似た物が重なり合う部分があるので、 大まかには同じようなまま。
だから、 昼間の景色なら、 効果的な加減を模索する考え方は イメージし易い。

これが、 薄暗くなって、 構図内に 照明などの光源が入る状況になってくると・・・





流れた点光源の軌跡は、 感光する場所が移動して分散した分、 風景と比べて 目視での印象や 写し止めるよりも 暗い線になる。
だから、 流し撮りでの “点光源”と“それ以外の部分”との 明るさのバランス感は、 目視では見られない 写真特有の画になる。
(線が点になるように重ねて積算すれば 写し止めたのと同じなので、 見え方の感覚は 人によって違うかもしれないが...)

そして当然、 同じ状況を写すのでも、 流れる加減の大小で、 風景に対しての線の明るさと 動き感の印象が 連動して違ってくる。
夕暮れ時の 刻一刻と状況が変わっていく中で、 目視では見えない要素の加減が どのあたりが良いのかは、 判断が難しい。


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