先日スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームを観てきました。
評論家をはじめファンも絶賛の本作、ファンの一人として感想を述べたいと思います。
先ずはあらすじから、前作でミステリオを倒したスパイダーマン。ミステリオが残した映像からマスコミにから敵にされてしまい、さらに正体を暴露されます。正体を知られない世界に戻そうとドクターストレンジの力を借りますが、そのことが裏目に出て過去に対決した敵を蘇らせてしまいます。かつての強力な敵たちを相手に悪戦苦闘するスパイダーマン、果たしてスパイダーマンことピーター・パーカーが決断は、さらに彼を救う救世主は。。。。
過去の作品を超える集大成的展開は、アベンジャーシリーズのドクターストレンジの登場に加えて過去に対決したドック・オク、エレクトロ、グリーンゴブリン、サンドマンなどが同時に出現します。またネタバレになりますが、過去のスパイダーマンとしてドビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィーが登場し一緒に戦います。もう一人のアニメ作品での黒人青年のスパイダーマンは作中に登場しませんが、セリフの中でちゃかり組み込まれて、スパイダーマンシリーズ最終章?にふさわしい豪華キャストになっています。
ドクターストレンジの呪文によって開かれた未知の扉、マルチバースが今回のテーマのようですが、宇宙理論として捉えているマルチバースですが、異なる世界が同時進行的に行われている世界を表現してるのかなと個人的には思ってみたりします。
そう考えると三人プラス2次元のスパイダーマンの存在も合点がいきます。そうした表現より自然に受け入れて楽しめるのが今回の作品だなと感じます。映画の世界は流転の連続、最終章ではあっても、スパイダーマンは永遠です。