ターミネーター2の続編、「ターミネーター:ニュー・フェイト」を鑑賞してきました。
今回の作品、予告編でリンダ・ハミルトンの老け方に失望したこともあって、あまり期待をしてませんでした。ところが、どっこいスクリーンの中のリンダ様は、やっぱりすごかった。さらに、アーノルド・シュワルツェネッガーが、めちゃ渋い姿に感動しながら楽しみました。
先ずは、ターミネーターの1と2をリンダ演じるサラ・コナーとシュワルツェネッガー演じるT800を通じておさらいします。1では、サラを抹殺するためにやってきたT800。2では、サラの息子ジョンを守るためにREV-9との死闘の末に溶鉱炉に沈んだT800。今回は、再び現れたT800にジョンの命を奪うシーンから本編スタート。
舞台は変わってメキシコシティー。21歳の女性ダニーが、弟と共にREV-9に命を狙われる。そこに登場するのが未来からやってきたサイボーグ兵士のミゲル。そこに、サラ・コナーが再び登場し、過去の因縁相手であるT800が合流し、REV-9と死闘を演じます。
辻褄の合う筋立てと新しいストリーを加えて2の静と動を組み合わせた演出とは異なるのの、動的な世界が続きバージョンアップしたアクションシーンの連続は見ごたえ十分です。製作で再びタクトを振ったジェームス・キャメロンの時代への柔軟な姿勢を感じます。また、監督はデッドプールのティム・ミラー。二人がタッグを組みことで、生身の人間とサイボーグ、旧型戦闘ロボット、最新型戦闘ロボットの三者三様ならぬ四者四様のアクションが魅力的でした。
ラストでは、どこか続編も期待できそうなエンディング。まだまだ、キャメロン、ターミネーターから目が離せませんが、60を過ぎたリンダと70を超えるシュワルツェネッガーあっての作品なので早い時期での公開を大いに期待したいです。