全米でシリーズ最高評価を得た作品だけあって、ファンならずとも期待は大きい作品でしたが、その評判通りの作品でした。
今回は、謎の多国籍スパイとイーサン・ハントとIMFメンバーの攻防。冒頭で予告でも流れた飛行機につかまるスタントからスタートし、カーチェイスにバイクtチェイスと、トム・クルーズ自らがスタントするCGなしの展開はスピーディーかつエキサイティング。
ストーリーも、多国籍スパイの女メンバーの予測不可能な行動や組織を操る男の正体が明らかになるなど、一寸たりとも飽きさせないトムとスタッフの意欲が伝わってきます。
本作が5本目となったシリーズ。毎回監督が代わることでトムの魅力が失われることなくバージョンアップされ、53歳にして衰えを知らない肉体とアクションを観るたびに、この人60歳を過ぎてもハントを演じてしまうような気持ちになるのは僕だけではないと思います。