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65オヤジのスタイルブック

映画 スパイダーマン: スパイダーバース

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アカデミー賞長編アニメー部門受賞の「スパイダーマン: スパイダーバース」を鑑賞しました。

 

普段は、あまりアニメ作品は観ない僕ですが、欠かせないスパイダーマン作品と長編アニメでオスカーを受賞したこともあって観ることにしました。公開から2週間。老若男女のお客さんが来てましたので、改めて長きにわたって愛されているアイコンでしかも初のアニメーション作品ってことも人気の理由かなと思います。

さて、内容は新しいスパイダーマン。黒人少年マイルスの誕生と初めての戦いを描いてます。そして、今回注目するのはキングピンの悪の組織により時空を歪められた結果、異なるスパイダーマンだ登場するというところ。さらにマイルスのいる時空とは別の形で、オジサンタイプのピーター・パーカーのスパイダーマンも登場します。

新しいエリート黒人高校生マイルスの新しい誕生の経過が詳細に描かれ、青春アニメ的要素からスタートしながら、個性的なスパイダーマンが手を携えてマイルスを真のスパイダーマンへと導いていくアイデアなど、とても魅力的な作品でした。また、アニメーションのスタイルも時空の歪みを表現してか、メガネをかけないときの3Dのような背景に、かなり立体感のある作品に仕上げられています。

今回は、鑑賞劇場が吹替版しかなかったので、アニメ声優中心で展開されていましたが、これはこれで、吹き出し部分に日本語が用いられるなど、新しい作りこみがあり楽しめました。また、新しいヒーロー像と現在のアメリカ文化を象徴するヒップホップなど黒人文化がひとつの自由と平等の象徴となり、本国でも注目を集めている作品は黒人が中心です。個人的には、黒人文化に影響を受けたものとして喜ばしいことですが、対立的な要因があるように思います。もっとニュートラルに文化を捉える側面も今のアメリカには必要ではと思ってます。

 

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