前にもアイヌについての本を読んだことがありますが、前とは別の本を図書館で2冊借りました。
今回借りた本の著者は2冊とも同じ方でした。
現在は定年のため退職されているみたいですが、北海道の小学校教諭だったそうです。
本を読んでいてこの方の授業を受けたことがある生徒の人たちが可哀想だなと思ったくらい、読んでいて腹立たしくなったところもありました。
前に読んだ本もそうでしたが呆れますし、これは自虐史観だと思うところもありました。
とにかく日本や日本人=悪にしたいのかなと思うところが結構ありました。
本には「アイヌ民族は先住民族で、世界史的に見て先住民族は支配民族に土地と資源を奪われ、少数者にされ、今も差別を受けていることが多いです。そのアイヌの歴史を学んだら、どういうことが起きるか容易に想像できます。大多数の日本人が支配民族としてアイヌの人たちの生活を踏みにじってきた歴史が、明々白々になってしまいます」
「歴史の中で支配民族が行ってしまった行為は、きっちりと学び、その上で現在、そして将来、どういうことができるのか、されなければならないのか、考えていかなければなりません」と書いていました。
「日本人が支配民族として」と書かれていて悲しかったです😢
他には、「侵攻した地域のアジアの人々を見下す、弱肉強食の思想が和人全体に流れていたのでしょう。」
「日本は中国に侵攻し、それが収拾つかなくなると資源を求めて東南アジアにまで力を及ぼそうという中、元・侵略者のオランダ・イギリス・アメリカと、新・侵略者の日本の戦いになっていきます。これが、アジア・太平洋戦争の一面です。」
「アイヌ民族も日本国民として、侵略戦争に加担していくことになります」
「日本帝国のアイヌモシリ侵攻から、アジア・太平洋戦争に至る拡大路線をどう評価するか。現在、水産資源や地下資源獲得のため、東アジア各国が国益というエゴイズム丸出しにして、その「評価」を行っています。しかも、そこに各国の「愛国」史観が結びついているだけに厄介です。」と書いていました。
「各国の愛国史観が結びついているだけに厄介です」と書いていたので、日本だけではなく、他の国の愛国者の人たちが嫌なのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます