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28日の土曜日に山手線・駒込駅から徒歩で数分のところにある六義園に行ってきました。六義園の名前はずっと聞いていたのに、今まで一度も訪ねたことがありませんでした。
しだれ桜が見ごろだとのことで、花見客もそれほど多くないだろうと思い、午前中に出かけました。でも、朝のニュースで六義園のしだれ桜が見ごろですと放送していたそう、あら!混んでしまうかしら・・・
JRの駅から本当にすぐそば、チケットを買うのに少し行列していましたが、まだそれほどの混雑ではありません。しかもシニア入園料はなんと150円、安くてうれしい。
園内に入ると、ツバキの花がずっと咲いていてきれいです。ピンク色の八重のツバキが可愛らしいです。
その先には竹林があり、緑が柔らかくてしかも根元にはスミレの花の群生が・・・ 春はいいですね。
竹林の向こうに桜色が見え隠れしてきました。入場口からわりに近いです。
園内一番の大木です。古木というほどではありません。
満開です。人々がしだれ桜の周りでさかんにスマホをかざしています。私もその一人です。
しだれ桜はソメイヨシノよりも妖艶な感じですね。
六義園の中は想像していたよりも広く、とても立派な庭園です。江戸時代に五代将軍・綱吉の側近だった柳沢吉保が築園した回遊式の築山あり、池あり、滝あり、島ありの見ごたえのあるお庭です。
明治の時代に入って、荒れていた庭園を三菱の岩崎弥太郎が入手して修復したそうです。しだれ桜が有名ですが、季節季節にいろいろ見どころのある庭園のようです。また、別の季節に来てみたいと思わせるお庭でした。
池をはさんでのしだれ桜もきれいです。
途中に休み処が多いのもシニアには嬉しいです。心泉亭というところでお抹茶と和菓子をいただきました。
気温が上がり、あたたかくなり、しかも歩いたので喉が渇き、お薄の美味しいこと、和菓子も品のいい甘さでぴったりの味でした。
優しい若芽の木々が美しく、見惚れてしまいます。
あまり人だかりがしていない場所にもう一本しだれ桜がありました。
空もすっかり晴れてきて、絶好の行楽日和となってきました。きっとこれから花見に出かける人たちがどんどん集まってくるのでしょう。
馬酔木のピンクの花もたくさん咲いていて可憐です。
藤代峠という小高い丘が園内にあり、上がっていくと六義園全体が見渡せます。土・日は無料の庭園ガイドが1時間かけて園内のあちこちを案内してくれて、説明してくれるそうです。峠から池を見下ろしていると、後方からそのボランティア・ガイドさんの声が・・・
「江戸時代にこの藤代峠から富士山や筑波山がきれいに見えたそうです。今はビルで見えませんが、あのビルは去年からいろいろ話題の理化学研究所があったビルで・・・」となかなか面白い話をしています。綱吉もこの庭園が気に入り、何度も訪れたそうです。歴史上のたくさんの人物が眺めた景色だと思うと、また一段とありがたくなりますね。
帰りがけに、売店で「しだれ桜せんべい」という桜の葉っぱを練り込んだいい香りのするおせんべいを買いました。軽くて桜の味がして美味しかったです。
翌日は日曜日、いつも通っている若葉台いずみ教会の礼拝に行きました。いずみ教会のある尾根幹線沿いにはソメイヨシノより少し早く咲く陽光桜という桜の並木があります。毎年、この季節は教会に来るのが楽しみです。
やはりきれいに咲いていました。ほぼ満開です。
色が濃くて、うっとりするほどきれいです。
いずみ教会も絵の中の建物みたいです。
今年も元気でこの景色が見られて、本当にうれしいです。神様の御業の素晴らしさに感謝でいっぱいです。
雪柳も今が盛りですね。本当に春がやってきました。昨日、今日と一足早いお花見を楽しめました。
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