3月の庭

大震災の影響がどこまで広がり、続くものなのか、まだまだ予断を許さない状況です。
この一週間のことを思うと、時間や曜日の感覚が定かでなく、何がいつ起こり、そこで自分がどうだったのか、はっきりしない感じです。被災地の皆さんはなおさらだと思います。2011年3月11日、また悲しい思い出の日にちが刻まれてしまいました。

でも、ここ東京の西、我が地元ではガソリンスタンドの行列とスーパーのスカスカの棚以外は、停電も実行されず日常は変わらず続いております。

テレビの画面や音を聞いていると、神経がぴりぴりしてくるので、今日は久しぶりに庭に出てみました。
まだ気温がそれほど暖かくなっていないので殺風景な庭ですが、それでも花たちが本格的な春を迎える準備をしています。

玄関前の沈丁花はもう咲き始めています。いい香りがします。



ゴールデンウイークの頃が一番見ごろの利休梅はまっすぐに枝を伸ばし、つぼみを膨らませています。



利休梅の足元の花たちは可愛らしく咲いています。





アーモンドの木にもつぼみがついています。去年はあまり花つきがよくなかったのですが、今年はどうでしょう。



ワンコ仲間のルーシーママからいただいたチューリップも成長しています。



庭のあちこちからやたらと生えてくるので、いつもは邪魔者扱いしがちなハナニラもなんだかこの春は可愛らしく見えます。



小さな庭ですが、それぞれの花たちにこれからも元気で会い続けたいものです。