この木はなんの木だろう
でも低木で
背景に気を使いました
若いとはそういう事
成長したらどうなるんだろと
期待させる
若さは発展途上であり
本来の姿とはまた違う
私も年だけいってて未熟
発展途上とも言うか
私にもまだ伸びしろはあるか
私が何者であるか
私は何になりたいか
答えは出てる
この若木のように
与えられた環境でこうして伸びてゆこうと
ある女の人に花束を渡したくって
でもどうしても渡せず
それで花束みたいな木の写真を
メールで送った
ずいぶん昔の話
メールアドレスならば
昔は簡単に教えてくれた
今はラインとかか
聞いたらそんなのやりませんとか
言われそうな気がした
どうなったかって
どうもなりはしない
見込みないから
連絡しなくなった
それが普通だよ
だってつまらんもん
関わって楽しい
前向きになれる
そんな人が良い
それを思ったら
わたしの同居人はすごい
ブツブツ文句言いつつ
一緒にやってるから
もう友情みたいなもん
異性間に友情は成立しないとか
それは一般に言われてるだけ
暗い人はつらいね
わたしの同居人は
変に経験を引きずらない
学習能力ないのってくらい
前向きなんだよ
小さき者にも命はある
かわいいの見つけてね
何か走ってるなと思ったら
キイｯて
何か茂みに隠れた
これは…と思っておいでーしたら
出てきてくれた
この子も生きる意志はあるの
だから逃げた
逃げるって当たり前
害意はないって分かる伝わる訳はない
害獣っぽいから
でもかわいいのは仕方ないじゃん
よしよし〜って言って
わたしは立ち去りました
わたしにとって父親になるとは
文字通り意識的なものである
娘ができ
照れながらも
一緒に出かける
内向的な娘
公園デビューもままならない
雑踏でも連れ歩くが離れてしまったり
はしない
都会の方が好きなのか
遊具に群がる
子供の中に分け入る事ができない
実はわたしもなのだ
良い気候の休日の公園にて
人気の公園はクルマで訪れる人も
人気の滑り台は
子供が鈴なり状態
私も苦手です
自転車を練習させたり
うまくいかないけど
遊びです
うまく微笑みかけて
励ましたりできない
未熟な父親です
日もなかなか沈まない
冬なら今もう暗いです
夕日などではなく
ほんの少し太陽が低い
早くに帰れて嬉しい
誰も待ってませんが
同居人や子供もまだ
ご飯はどうしよう
食って来るのかさえわからない
何にしようかな
真っ昼間みたいな明るさの中
風呂に入るのもなんだか
恥ずかしい
ご飯どうする