2014年2月半ば、中国華東地域の大都会である杭州で、不動産市場に大異変が起きた。18日、市内で分譲が始まった「北海公園」という名の新築マンションが、当初の予定価格の19500元/1平米から大幅に値下げして15800元/1平米で売り出された。今までの不動産好況から考えると、予定価格より3割近くの値下げは前代未聞の出来事であった。
そして翌日の19日、先月から分譲中の「天鴻香謝里」と名付けられた不動産物件は突如、17200元/1平米の販売価格を大幅に「調整」して13800元/1平米で売られることになった。そうすると、値下げの前に物件を購入した顧客たちが猛反発して、物件の販売センターに押し寄せて破壊行為まで行った。
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今年の3月11日で、東日本大震災発生から3年を迎える。過去の経験に照らせば、復興が終了、あるいは目処が立っているはずの時期だが、沿岸域の瓦礫処理は終わったものの、新しいまちづくりへの「つち音」がまだ響いていない。 津波の防災ノウハウを東北から発信し、実践的防災学の確立・普及を目指す津波工学の第一人者が研究成果を地域に還元し、住民の知恵として暮らしに根付かせる活動を紹介する。
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