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透明人間たちのひとりごと

続、日本語があたりまえ

 学生時代には、当然。 そして、今でも時々思うことだが…
よそ様の国の言葉を懸命になって覚える必要があるのかquestion2

 symbol2 to be or not to be … それが、問題だeq

 学校を出てから30数余年経た今でも、夢に魘(うな)される
恐怖hiは英語の試験というフラッシュバックngpika

 毎度、毎度の赤点に苦しみ、辛(かろ)うじて落第の憂き目
を見ずに卒業できたのも、ひとえに、運、不運の「運」以外に
は考えられないくらいの奇蹟だったのです。

 実は、そんな、トラウマがカタカナ語の使用傾向と決して
無関係ではないと思えるのです。

 統計や調査結果からのデータではなく、あくまでも、推論の
域をでませんが、多用傾向にある中年以上のおっさんたち
の大部分は、英語が苦手だった人たちではないでしょうかquestion2

 会話はおろか、文法もヒヤリングもアルファベットのスペル
もなにも覚束(おぼつか)ないというような不得意極まりない
人たちが大半ではないのでしょうか。

 かく言う本人自身の自白ですが、「類は友を呼ぶ」ような
発想ですので、何の根拠もございませんが…

 ただ、巷間よく聞くところの「俺って頭、いいだろkirakiraexclamation2」風の
ナルシズム とは、ちょっと違うと思うのです。

 「私はこのように難解な新しい言葉を使いこなせるのです」

 「最先端のエクセレント(優秀で、卓越した)人間なのです」
 
 「あなたとは違うんです」と言った。

 上から目線の元首相ではありませんが…、

 そんなむなしい限りのアピール に、カタカナ語が利用
されるのだとしたら、そのことの方がよっぽどむなしいです。

 カタカナ語を使ったら賢く見えますか
 
 そうは思えないけど、横文字をスラスラとつづる瞬間
まみえると、やはり、それはそれで、憧憬に値するのかも…

 とまれ、外国語を自在に駆使できるに越したことはない
が、カタカナ語を使うことで、そのことを装う輩がいたとしたら
それこそ、「虎の威を借る狐」であって、よほどの脳天気か
、おバカさんでない限り見透かされるに違いありません。

 そういう人がまったくいないというわけではありませんが…

 では、なぜ、嫌われ者のカタカナ語が無くならずに
、むしろ多用される傾向にあるのでしょうかeq

 それは、グローバル化する時代の要請と、日本語の持つ
特殊性に他なりません (そのことは以前の記事のなかでも
触れましたので、ここでは割愛します) が…、

 もうひとつ考えられることは、外国語がマスターできず
に屈服したという惨めな経験を持つおっさんたちの溜飲
を下げてくれるような、外国語由来の新しい概念が、時代の
流れに乗って大挙して押し寄せたことにあると思うのです。

 もちろん

 日本語として存立する言葉(外国語的な補完語)としての
カタカナ語を使いこなすことで、トラウマを抱えた
おっさん たちにとっては、新しい日本語として生まれ
変わったカタカナ語を自らの手で征服したような錯覚に陥り、
それが妙に心地よく彼らの琴線に触れるのだろうことは
存外に無視できない要素であると思われるのです。


 ですから、憐れ不憫と思い、少々のことには、目をつぶり、
耳をふさいでやってください。

 ただ

 時に、どうしてもカタカナ語でなけりゃダメなのかeqnose6
思えるような目に余る使い方をされる場合もありますが…、

 言葉とは、使われてなんぼ の世界です。

 使う人がいれば生き残り、使われなければ死語となって
消えてゆく運命なのです。


 『3丁目の夕日』 の時代…

 たかが、アメションしたくらいで偉そうに、上等じゃねえか
ニコヨン世代の親指族だからってバカにすんじゃねえぞ!

 今の親指族とは年季が違うってんだ。

 ニートやフリーターだとトッポイねえ、ネットカフェ難民の
比較じゃねえぜ、ルンペンばっかでよぉ!

 C調H(エッチ)だって、飛んでも8分歩いて10分だ。

 「エッチ」にしたって、昔と今 nose5 じゃ、エライ違いだっての、

 就職難民でプータローやってるったって、街中、トーシロ
小ジャレたパンパンルンペンばかりじゃねえかexclamation2


 exclamation 40~50年 くらい前によく使われた言葉です。
 
 あなたは、下線の日本語の内、いくつわかりましたかquestion2

 確かに
 日本語で話すのがあたりまえです。日本人ですからね。
でも、言葉は常に進化退化変化を繰り返すのです。


 そろそろエンディングをどうしようかと考えていたら…

 3号が、

 ディスプレイを横目に「プータローはやるもんじゃないです」
 と言うので、「そりゃ、そうだよな」と頷(うなづ)くと…

 「作るもんですよ」と…、腕を組みながら頬を崩した。

 「はぁ~、プータロー作ってどうすんだ!」って尋ねると
 
 「プータローは木の家です」と抜かしやがった。


   kirakira puu(木)+talo(家)=puutalo(木の家)
  
  なんでもフィンランド語なのだそうですが…

  そんなこと、

  フィンランド(知~らんど)!
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