の保戸島(大分県津久見市)の国民学校(小・中学校)を
グラマン機が爆撃し、児童ら127人が死亡するという出来事
が起こりました
当時、島には海軍の監視所がありましたが爆撃
の真相は不明です。
死者のうち女性教師2人を除く全員が子供たちだったの
ですが、一体、何の目的で学校が爆撃されたのでしょう
この日、昭和20年(1945年)7月25日は、日本への原爆
投下の命令書がハンディ米陸軍参謀総長代理から投下
作戦を監督するスパーツ将軍の元へと正式に発令された
日でもありますが、何か関連でもあったのでしょうか
命令書には「8月3日頃以降、天候が目視爆撃を許す限り
、なるべく速やかに目標の一つに投下せよ」 とあり、広島、
小倉、新潟、長崎の4都市の名が挙げられています。
日本への原爆投下がついに現実のものとなり、いよいよ
秒読みに入った瞬間です。
命令書には、以下の内容が定められていました。
① 準備が整い次第、この目標の中で、さらなる投下を
行う。
② 投下の際には爆発効果を記録するため科学者らを
乗せた観測機が随行する。
スパーツ将軍はすでに口頭で原爆投下の命令を受けて
いましたが、「10万人もの人を殺すことになるなら、口頭の
指示だけではやりたくない」と訴えたため、ドイツ・ポツダム
にいるスティムソン陸軍長官、マーシャル陸軍参謀総長の
了解を得て正式なる文書による命令書が作成されたという
ことのようです。
もし、スパーツ将軍が難色を示さなければ口頭での命令
で済んでしまう程度に軽いものだったのですね
東洋の黄色いサルである日本人(ジャップ)の命なんて、
所詮は「人体実験」のモルモット以下の扱いです。
マリアナ諸島のテニアン島では原爆投下のための飛行
訓練がすでに始まっていましたし、日本本土への無差別
爆撃も地方都市にまで広がり、「神国日本」は今や
断末魔の状況にありました。
ちょうど『黙示録』の中の大患難の真っ只中にある
人類の苦しみを先取りしているかのような地獄の業火に
逃げ惑っていたのは初めからの蛇であるサタン
と手を組んだとされた旧日本軍ではなく、何の罪もない
女性と子どもと老人だったのです。
昼夜を問わず襲ってくるB-29やグラマンの大編隊は、
さながら襲い来るいなごの大群を思わせますし、
二つの原爆はまさにこの世の終わりを告げる狼煙
の如くに巨大な「きのこ雲」の龍となってのち、
悪魔の涙のような黒い雨を降らせました。
戦争に正義はないとはいえ、いったいどっちが悪魔で
どっちが鬼畜だったのでしょう
さて、
前回の『ダ・ヴィンチの罠 黙示録』で予告
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/426.html
したように、使途ヨハネに啓示(黙示)された幻の数々
が『モナ・リザ』のどの鍵と対応するのか
そして、その意味にも迫ってみたいと思いますが …
『モナ・リザ』のモデルと背景のテーマ(舞台)
は『黙示録』の前半部分で、キャストは四つの生き物
(四人の騎士)と荒れ野で男の子を産む女と七つの頭と
十本の角がある火のような色をした大きな龍です。
当然のことに、そこには「闇と光」、「善と悪」、
「聖と邪」の戦いがシンボライズされているのですが、
どこをどうみても龍の姿など見あたりません。
『モナ・リザ』のモデルは特定の人物ではなく存在
のあるすべてを内包するサムシング・グレートであると
『ダ・ヴィンチの罠 聖と邪』で説明しましたが、
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/424.html
この場合に、ビジュアル的にはどうしても荒野で男の子を
出産する女性をイメージしてしまいます。
現に、このモデルは妊婦の装いに身を包んでいます。
それについては『ダ・ヴィンチの罠 バベル』
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/423.html
でも触れたように、当時(16世紀前半)のイタリアでは妊婦
や出産をしたばかりの女性がガーゼのドレスを着る習慣が
あり、最新の調査結果(レーザー・スキャン)でも、モデルが
薄い透明のガーゼのドレスを纏(まと)っていることが判明
しています。
しかしながら、ダ・ヴィンチにとっては、このモデルこそが
火のような色をした大きな龍なのです。
同時に、妊婦でもあり、出産したあとに荒野の中の自分の
場所に飛んで行くために大きな鷲の二つの翼を与えられる
女でもあるのです。
ダ・ヴィンチはノストラダムスのように何事かを予言しよう
としたわけではありませんので、火のような色の七つの頭
と十本の角がある龍が具体的に何を表わしているのかに
ついては、ほとんど興味がなかったと思われます。
それよりも、現実主義者のダ・ヴィンチには『黙示録』
がイエス・キリストが使徒ヨハネに霊感のかたちで黙示して
見せた幻 (神託)であるという設定にこそ疑問
や疑念を感じていたはずなのです。
とはいえ、『黙示録』には『最後の審判』に到る
前段階でのハルマゲドン(最終戦争)の様子が克明
に記されている重要なモチーフです。
したがって、
絵の中では龍の姿では登場はしませんが、大蛇や
巨大なワニやトカゲのような生き物としてモデルの
背後に隠されています。
それらについては、おいおい解説してまいりますが、
まずは、
ダ・ヴィンチが終生手放さずにいた3枚の油彩画のうちの
『聖アンナと聖母子』の右上に描かれた大きな木
の根元から3分の1ほど上の位置にある半円形の黒い影
と『モナ・リザ』の右側にある柱の跡を消したとされる
黒い染みを目印に合体させた「画像」を用意します。
ここで、聖母マリアと幼児イエスの顔が消えててしまった
ことと聖アンナと子羊がなにやら目配せをして、モナ・リザ
の手がイエスの目を覆い隠しているようにみえることを頭
に入れておいてください。
次に、その目印を中心軸にして、『モナ・リザ』 を
右に90度回転させます。
そこに、『洗礼者聖ヨハネ』 を所定の条件で
と の2箇所に配置した「合成・合体画像」
を作ります。
これが『ダ・ヴィンチの罠』の封印の謎を解く
ための羅針盤であり、ドラゴン・レーダーとでも
いうべきものなのですが
所定の条件やドラゴン・レーダーについては、それぞれ
『ダ・ヴィンチの罠 パズル』 と
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/416.html
『ダ・ヴィンチの罠 地動説』 を
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/420.html
参考にしてください。
また、『洗礼者聖ヨハネ』の背景は暗黒の宇宙
(無限の時空間)を意図していますが、見やすくする意味で
ここでは切り取って合成しています。
「合成・合体画像」は、スーパー・インポーズした
ものも含めると数種類から十数種類、あるいはそれ以上に
なることも考えられますので、ここから先の解説では便宜上
、『洗礼者聖ヨハネ』が所定の2箇所に配置された
ものをドラゴン・レーダーと呼ぶことにします。
ちなみに、最初のドラゴン・レーダー(羅針盤)は
『モナ・リザ』の左側にある目印にセットしたもので、
2つを重ねるとこんな感じです。
ところで、
ドラゴン・レーダー(羅針盤)に『モナ・リザ』をセット
して右に90度まわしたら見えてくるものとは何でしょう
2つの針(聖ヨハネの指先)、 が示す方向には…
はバッファロー(雄牛)を思わせる隠し絵の辺りを、
はモナ・リザの右目の辺りを示しているようですが、
さらに180度まわすと …
はまたもやバッファロー(雄牛)を指さし、
はモナ・リザの左手の辺りを指しているようです。
270度にすると …
はモナ・リザの右手を、そして今度は がバッファロー
(雄牛)を指し示しているようですが …
どうやらモナ・リザの目と手、そしてバッファロー(雄牛)に
重大な鍵があるようです。
このことから推察されるのは
雄牛は古代より力の象徴であり、一般的に雄牛から喚起
されるのは抗し難い力と激情です。
それは、「血気にはやるオス」そのもの、または
迷宮の番人である恐ろしいミノタウロスを連想
させますが、ダ・ヴィンチにとっては、それらもまた、どうでも
いいことだったのだと思います。
要は『黙示録』の世界が『モナ・リザ』のなかで
息づいていることが大事なのであって、その意味をあれや
これやと詮索することには、あまり価値を置いていなかった
ような気がします。
つまり、
ダ・ヴィンチなりのレシピはあるけど、材料を提供しただけ
で、その通りに調理する必要性はなく、鑑賞者の自由な
発想や感性にまかせるということです。
しかし、
そう言ってしまうと、元も子もなくなってしまいますので、
2号流に解釈すれば、
磔刑に処せられたイエスが苦しみの中で大声で叫び
助けを求めた相手が「雄牛」であったということです。
聖書で「神」 God と訳されている添え名は
エル(EL)=ヘブライ語で「神」の意です。
このエル(EL)は元々、「人類の父」と呼ばれた
フェニキアの「雄ウシ神」の添え名でした。
セム族の神々の至高神として、エル(EL)はその他の
神々 バール神(バアル)などと共にシリア各地で
崇拝され、太陽神ヘリオスとも同一視されていました。
エル(EL)はイエスの時代でもなお、セム族にとって
の「人類の父」であって、イエスは十字架のうえから
エル(EL)に向かって叫び、エル(EL)を「父」
と呼んだわけです。
「イエスは、『エリ、エリ、ラマ サバクタニ』
と大声で呼ばわられた。 これは、訳せば、『わたしの神、
わたしの神、なぜ、わたしをお見捨てになりましたか』 と
いう意味である」 『マルコの福音書 15:34』
ダ・ヴィンチの秘密のレシピには、おそらくはそのように
書かれていたと思いますよ
さて、
ドラゴン・レーダー(羅針盤)が示した『モナ・リザ』
の目と手が意味するものについては、紙幅などの関係
で次回以降に持ち越しとさせていただきますが、
最初に作った『モナ・リザ』を左の鍵穴にセットした
時のドラゴン・レーダー(羅針盤)の針(聖ヨハネの指先)
は果たしてどこを指し示していたのでしょうか
それについては『ダヴィンチの罠 瞳の奥』で
詳しく解説していますが、
http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/422.html
その場合のドラゴン・レーダーで『モナ・リザ』を回転
させたケースについては、まだ試していないので、
それも次回以降で明らかにしていきたいと考えています。
たとえば、
『月世界旅行』や『八十日間世界一周』で
知られるフランスの小説家ジュール・ヴェルヌが
かなり正確に近未来を予測できたように …
あるいは、
『宇宙戦争』や『透明人間』の作者として著名な
英国のH.G.ウエルズは『開放された世界』で
原子爆弾を予見したとされていますが …
ダ・ヴィンチにも、彼なりの未来予測があったのだと
思います。
少なくとも、自分自身の芸術的センスを駆使した壮大な
実験にチャレンジしようと試みたことは否定できませんし、
科学進歩の行き着く先が破滅の淵に立たされるという
危険性を孕んでいると予知していた可能性は十分にあった
のだろうと思われます。
言うなれば、
壮大なる『ダ・ヴィンチ・エクスペリメント』
と深淵なる『カタストロフィー』です
膨大な量の手稿や素描に反して完成した作品の少なさと
残された謎の多さは天下一品で、これらに比肩しうる作品
も人物もすぐには頭に浮かんできません。
ああ、そうそう、ひとつ挙げるとすれば、それは『聖書』
とイエスの存在をおいて他にはないでしょう。
「また、別のしるしが天に見えた。見よ、火のような色の
大きな龍であって、七つの頭と十本の角があり、その頭
には七つの王冠があった」
「そして龍は、子を産もうとする女の前に立っていた」
「彼女が子を産んだ時に、その子供をむさぼり食うため
であった」
『黙示録12:3-4』
生まれてくる子どもがイエスと無関係でないことだけは
確かですが、そのシーンがこの画像に隠されています。
はてさて、
いよいよ、荒唐無稽にして奇々怪々の様相を
呈してまいりましたが、理解可能でしょうか
「コロンボやシャーロック・ホームズ
ならば、いざ知らず」
「これしきのことでは、
たじろぐこともあるまいに …」
… to be continue !!
おっと、日本の名刑事、
古畑任三郎を忘れちゃいませんかねぇ
こうして、
複雑怪奇に進行するダ・ヴィンチの
実験はまだまだ先へと続くのでした
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