こうして私は、試験を経てZ高校(以下 Z)に行くことになりました。
正直いうと面接でトチってしまった為、受かる自信は五分五分でした…( ̄▽ ̄;)
それに、入試のあと色々なことがあり、結構時間がはやく感じましたね…
2日~~~3日後に郵送で結果が分かるのですが、本当に不安な気持ちでしたね……
入試から2日たった日、その日はXの校長先生とH先生に挨拶に行きました。そして、その次の日はピアノの発表会。発表会中、私はいきなり試験のことを思い出してしまいました。しかし、『今は発表会に集中しよう』と切り替えて弾き切りました。
そして発表会から帰ってきた時、Zからレターパックが届いたのです。
結果は
『合格』
転校のことについて詳しく書いてありました。
私はひとつの光が見えたように思えました。
これは余談なのですが、試験の前日は私の誕生日でしたが、なんと自分の誕生日を忘れてましたね( ̄▽ ̄;)
後日、制服採寸や色々な説明を受けたりなど、新学期になるまでの日にちは目まぐるしく過ぎていきました。
転校初日……
そんな日に限って私は親と喧嘩をし、険悪な気持ちで家を出ました( ̄▽ ̄;)
その上とても不安でしたね……それでも、家を出たら『私、𓏸𓏸袮音!今日からZ高校に通う高校1年生!』とプリキュア染みたセリフを心の中で言ってましたw
そのせいか、、、途中で靴が脱げて知らないお姉さんたちに笑われましたね( ̄▽ ̄;)
さて、学校につきその日は学年集会があり、後ろの席に座ってるよう言われ、後ろの席に座っていました。
大丈夫なのかな…?友達できるかな…?と不安で不安でたまらず、ふと、中学一年生のときのトラウマが蘇りました。
すると、担任となるM先生が私を呼び出し、3人の女の子を紹介して下さりました。同じクラスの子達でした。
私はドキドキしつつ、名前を教えあったり漢字を教えあったりしました。
……アレ……?私……普通に話せてるじゃん…
先程までのドキドキが嘘のようでした。
クラスに入り、自己紹介をし、グループワークをしました。かなり楽しかったです。
余談ですが、女子は全員別嬪でしたね…Σ(゚д゚;)
そして、休み時間になり、他の子達とも話をしてみよう!となり、男の子とも話してみようと思いました。
男の子も気さくで面白い子が多かったです。
実を言うと、約4年女子校にいたので、男の子と話すのは少し不安でした( ̄▽ ̄;)それを、彼に言うと「男子は全員俺だと思っとけばいいよw」と言われましたねw
その日の放課後、私は早速できた友達、ライムちゃん(仮名)に「ねぇねぇ、今日カラオケ行かない?」と誘われました。
……しょ……初日にカラオケ……!?
私は行くといい、ワクワクとドキドキを抑えられませんでした。
転校初日のカラオケはとても楽しかったです。
ライムちゃんも歌が上手で、何が好きなのかなどがわかることが出来ました。
次の日……
次の日からはいきなり授業でした。その上、放課後はスクーリングがありました。
スクーリングは単位型の校舎でやることになりました。
その際に、教室に入ったのですが、教室に入ってしばらく友達と話していたりぼーっとしていたら元気な男子にこう声をかけられました。
「よぅ!転校生!LINE交換しようぜ!」
……え……?元気だな……こいつ……
と思いつつ、LINEを交換しました。
ほかの友達によると、その男の子はもやし君(仮名)という名前で、ちょっとお調子者らしい……( ̄▽ ̄;)
でもいい子でした!w
余談ですが、そのもやし君は『仮面ライダーギーツ』の主人公、浮世英寿/仮面ライダーギーツをちょっと残念にした感じです( ̄▽ ̄;)
なので最初の方はこっそり「残念ギーツ」と呼んでいました。
それと、その日のスクーリングは英語があったのですがほぼXにいた時に習っていたものだったので沢山手を挙げ、頑張ろう!としていました。
その日の夕方、もやし君からLINEが来ました。
『今日英語凄かったな!』
『今度俺に教えてよ』
なんだか嬉しい気持ちでしたね
余談
その日、偶然帰り道が同じだった同じクラスの男の子、ピーチ(仮名)とお喋りをしながら帰ったのですが、その時にもやし君のことを話したらピーチ曰く『もやし君は他校に彼女がいたらしいけれど彼女が留学に行った時に現地で浮気されてフラれた。(本人談)』とお聞きしましたね……( ̄▽ ̄;)