camera:Leica M7(Edition Hermès )
lens:SUMMILUX-M 1:1.4/35mm ASPH(Edition Hermès)
film:PORTRA160NC
なんのために、写真を撮っているのか
分からなくても、写真は撮れる
それは、何のために生きているのか分からなくても
現に生きているのと同じ
私はこういう壁にぶつかったときには、いつもある詩を思い出す。
「そんなに凝視めるな」
伊東静雄
そんなに凝視みつめるな わかい友
自然が与える暗示は
いかにそれが光耀にみちてゐようとも
凝視みつめるふかい瞳にはつひに悲しみだ
鳥の飛翔の跡を天空そらにさがすな
夕陽と朝陽のなかに立ちどまるな
手にふるる野花はそれを摘み
花とみづからをささへつつ歩みを運べ
問ひはそのままに答えであり
耐える痛みもすでにひとつの睡眠ねむりだ
風がつたへる白い稜石かどいしの反射を わかい友
そんなに永く凝視みつめるな
われ等は自然の多様と変化のうちにこそ育ち
あゝ 歓びと意志も亦そこにあると知れ
写真を撮ることって、私にとってとても自然なことなんだ。
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