暑い暑い夏の夜。
先生の友達のH君は、その日、眠れませんでした。
のどがからっからに乾いていたんです。
冷蔵庫の中は昨日から何も入っていません。
しかたなくH君は台所に行って、水道の蛇口をひねりました。
ところが、・・・
水が出ないのです。
断水???いや、そんなことは聞いていない。
でも、やはり水は出ないのです。
異常なのどの渇き。
H君はがまんできなくなり、近くのスーパーに水を買いに行きました。
しかし、時計は夜中の1時。こんな時間までスーパーは開いているのか、少し不安でした。そのころは、今のようなコンビニなどありませんでした。
人気(ひとけ)のない道をH君は急ぎました。
ついにスーパーに着きました。しかし、案の定、そのシャッターは下りていたのです。
横になる扉を何度もたたいてみましたが、 何の反応はありません。
そのとき、H君は気づきました。ドアの横に貼ってある紙に。
紙には消えそうな文字で明日の開店時間が書いてありました。
H君はつぶやいた。
「このスーパー、明日開くの十時か・・・」
「開くの十時か・・・」
「開くの十時か・・・」
「悪の十字架!!」
通勤電車の中で、Googleから「ハロウィンなので怖い話を聞きたくないですか」と出てきたので見てみたらこんな話が出てきたのが今週のハイライトではないが。
今年の渋谷のハロウィンはどうなるかな。渋谷経由で通勤してた時、毎年すごい人だったな。
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