ここには確かにあの街があったんだ。むかしむかしの話だ。

たどり着く場所なんて考えてはいなかった。歩いてきた。ゆっくりとだ。はじまりの場所は,はっきりと覚えている。

年に一度だけメールが届く日がある。

2018年11月22日 23時54分15秒 | 日記
この日だけは許可されているのだ。検閲がないわけではない。それはあるのだけれど、閲覧は可能なのだ。そして返事することも許されている。一通だけの往復メールなのだ。
検閲官に嫌われているからしかたない。憎まれているからしかたない。許されてはいないから仕方ないのだ。
彼女の旦那は僕のことが嫌いなのだ。大嫌いなのだ。

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