ここには確かにあの街があったんだ。むかしむかしの話だ。

たどり着く場所なんて考えてはいなかった。歩いてきた。ゆっくりとだ。はじまりの場所は,はっきりと覚えている。

ミズムシとの長いつきあい

2013年07月10日 09時59分56秒 | 日記
このところ血液検査を定期的に行っている。で、何の異常もないことがどうも気に入らない。こんな健康体は画家っぽくない。画家ではないのだけれど。血液に問題がないなんて小説家っぽくない。小説家でもないのだけれども。問題はメタボだけで、この腹の出具合は音楽家みたいだ。音楽家ではないのだけれど。とにかく芸術家っぽい健康状態ではない。ここ数ヶ月血液検査を受けながらミズムシの内服薬を飲んでいるなんて、なんとも絵にならないではないか・・と思う。芸術家でもないのだけれど。
昔々。旺文社文庫という文庫があった。その文庫に含まれていたのかどうか。梶井基次郎の檸檬に衝撃を覚えた。作品にではなく彼の顔写真にだ。そんなことを思った。

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