ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■東雲散歩~東雲キャナルコート

2009-02-23 23:13:27 | ■建築話
先日訪れた東雲地区。
前々から気になっていたんですけど、先日友人の内覧会に向かうがてら観察に。

コレは駅の近くにあった団地なんですけど・・・
なんだか見慣れないものが中央から飛び出ていたんですよ。



なんだろう?とズームで寄ってみると・・・
どうも高架水槽が中間階にも設置されている模様。
消防用の水槽ではなさそうなので、やっぱり高架水槽だと思うのですが・・・
こんな中間位置に設ける事もあるのですかね。



気になって周囲を見渡すとやっぱり、何本か給水塔が建っていて、この辺一体は水圧が低い所だったんでしょうね。

もしかしたらこの給水塔が建っていた場所を団地に建て替えるとかで、近隣に供給する為の水をこの中間部分で確保しているのかな?



周辺には水門があって、津波から一体を守る為の整備が行われています。
こういった場所だと水害のリスクがある一方、公園などが多く生活するのには快適な環境だと思うのです。
(河川敷は危ないので家などが建たなくて公園や運動場っていう場合がおおいから)



東雲(しののめ)キャナルコートCODANは伊東豊雄や隈研吾などの著名建築家によってデザインされた新しいタイプの公団住宅。
定期借地権という新しい枠組みの中で作られた集合住宅都市であります。

しかし、50年後には更地に戻さなければならないという決まりがあるので今後どのような感じになるのかが未知数なんですよね。



東雲キャナルコートの特徴はこの二層吹き抜けのインナーバルコニー。
平凡な箱の形の建物に躍動感が生まれています。
ほんとうは、夜明かりが灯ると綺麗だという話があったんですけど・・・
さすがにそんな時間まで待てないので、さらっと見て帰ってきてしまいましたが、次回友人宅に遊びに行く時にはじっくりと観察しようと思っています。




しかし、どんなに建築家がカッコイイデザインにしようが・・・
住む人はその人なりの使い方を考えるわけで・・・
日当たりが悪いからなんでしょうかね。
洗濯物がこのようにはみ出てきてしまうわけですね。

ああ無常・・・

しかし、河川敷って立地的な不安はあるものの、公園などがいっぱいあっていいですよね。
僕も子供の頃川原の近くのマンションに住んでいたので、周りには運動場だらけでワンパクな幼少時代を送れたんですよね。
そういう環境ってなかなかお金で買えない素敵なものだと思うんですよね。

だから、ちょっとこういう環境も羨ましかったりします。
なんか子供の頃を思い出すというか・・・

住宅密集地に住む事になった私はつくづくそう思うわけです・・・


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