ガラス面積が増えるとあったかくなる窓

最近よくCMを目にするのがLIXIL（トステム）のサッシ「SOMOS」
このサッシはサッシの枠が小さく、とてもシャープに見えるアルミサッシ。
スチールサッシのような見た目で既製品のサッシの中ではかなりかっこいい製品です。

実はこのサッシは見た目だけでなく性能も上。
アルミの枠よりガラス（LOW-Eペアガラス）の方が断熱性能が高く格段と良くなっているんです。

樹脂サッシや樹脂とアルミの複合サッシなどは、樹脂部分の紫外線による劣化などに懸念があるので感心しなかったのですが、この商品が発表された時にはいいと思いましたね。
ただ、当初は関東地域で使えるラインナップが無かったのですが、ようやく2012年12月に新シリーズが発売されたようです。
（もしかしたらそれより前に旧シリーズで対応できる商品が出ていたかもしれません）

しかし、もちろん従来のサッシより高いのでなかなか使う場面に巡り合えないのが悔しいですね。
いい商品なのだから安く流通してもらいたいものです（笑）

そう、工務店からの情報で今年からサッシの値段が跳ね上がるという話がありました。
これから見積を出す物件があるので心配しているのですが、こういった新しい商品の開発費もそうですが、おそらく従来のサッシが全て耐火性能の認定を受けなおしを余儀なくされた（サッシの性能が基準を満たしていない事例が判明し、認定を取り消しになった為）事が原因ではないかと思います。
それぞれのサッシのシリーズ、構造ごとに耐火試験を受けて認定を受け直しをしたため、そのコストを現状のサッシに上乗せしなければならなくなってしまったのではと。
事前情報では2倍になるという話でしたが・・・
さすがに2倍は無いにしろ、コストが高くなるのは確実ですね。

こうやって毎年、少しづつ家の値段が高くなっているような気がしてなりませんね。
もちろん、家の基準性能も上がっているわけけど・・・

性能が上がって安くなる新商品が出ないものでしょうかね～（笑）

→SAMOSの商品概要はこちらから（LIXILホームページ）