■パキスタンの地震を受けて・・・

2005年10月8日に起きたパキスタンでの大地震。
一週間経つ今でも死者が増え続けている。
パキスタン国内で約3万も亡くなっているという・・・
残念な話だ。

先述のイランの大震災でも約4万人と、この地域の地震は被害が大きい。
やはり、コレは建築様式が、日本と大きく異なるせいでもある。

日本の建築の基準では、あの程度の地震であれば、ほとんど被害は出なかったであろう。

設計しながら、日本の構造基準は厳しすぎる！とよく愚痴をこぼす。
しかし、改めて構造の重大さを思い知る出来事だ。

阪神大震災、新潟中越地震と、東海地震の危惧から「地震保険」の需要が高まっているそうだ。
しかし、建物が崩れて保険金がおりることがそんなに重要だろうか？
地震から身を守る。社会が一丸となって取り組むべき問題。

まずは、自宅の耐震性能を上げること。それ以上の保険はない・・・

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上の写真はアフガニスタンへの”アメリカの侵攻”終結後に行こうとしてビザを取ったもの。
仕事が忙しくてビザ発給止まりで終わってしまったのだが、パキスタンからアフガンに入国する予定だった。
震災前のパキスタン。戦争後のアフガニスタン。
両者を見逃したことが悔やまれる・・・