霧の朝

最近、１日おきに暖かくなったり、寒くなったりしています。

その繰り返しをしていくうちに冬に入っていくのでしょう。

気がついてみれば明日は２４節季の大雪（たいせつ）。

山野が雪に覆われ、本格的な冬の到来の時期です。

ただ、今日あたりの暖かさからするとまだ雪が降るには程遠い感じがします。


私が子供の頃は１２月と言えばもっと寒かった記憶がありますが、近年の冬は「暖冬」が多いようです。

地球温暖化の影響でしょうか・・・。

いずれにせよ毎年暖冬、暖冬なんていっていると暖かい冬が当たり前になってしまいそうです。

私が時々話題にしてきたこの２４節季も先人がこれを言い始めた頃と比べるとなんだか時期が

ずれてきている気がします。

明日が「大雪（たいせつ）」なんていわれても今ひとつピンと来ません。




どちらかと言えば寒いのが苦手なので暖かい冬は大歓迎なのですが、これが地球の環境に影響を

及ぼすとすれば話は別です。

生き物が住みやすい環境であるためには冬は寒く、夏は暑いのが自然なのかもしれません。



とにもかくにも明日は大雪（たいせつ）。

そろそろ今までよりは寒くなり、いよいよ冬の到来です。




ところで今朝はそんな暖かい冬の朝を象徴する現象に出会いました。


終夜暖房のおかげで暖かい朝を迎えた今朝の「りくがめ荘」。

昨日いきなり身体測定に駆り出された慌しさと比べると穏やかな朝です。



しかし・・・



カメたちの食事も出し終わり仕事に出かけるか、と思って窓の外を見ると・・・。



霧

それも最近見たこともないような濃い霧でした。







一応、フォグランプをつけながら車を走らせます。








写真よりも実際はほんの少し前方まで霧で覆われている感じでした。







うひゃぁ～

ちょっと先も見えないよ～







こんなときは前を走る車も徐行してしまいます。








間に合うかなぁ・・・。




そもそも冬の朝に霧ができる原因としては・・・。

大気が安定していること、気温が低く湿度が高いこと、そして風がないこと・・・などが条件として

あげられます。

そういう点では、昨日雨が降って湿度は充分、そして気温は前日の雨のため朝のうちは低かったし

風も吹いていなかったという霧ができる打ってつけの条件だった訳です。

ちなみに見通しが２００ｍ未満のときを濃霧と言うそうですが、まさに今朝は濃霧。




で、なんとか遅れずに駅にたどり着くことができました。

しかし、今度は濃霧のため電車が遅れている模様。

けっこう電車って台風や雪には弱いのですが、前がよく見えない霧も電車の運行にとっては

天敵のようなものなのでしょう。


あっ、でも全然遅れることなく勤務先の駅には到着できました。





さて、お天気ブログのようになってしまいましたので今朝のカメたちの様子でも載せておかないと・・・。



時間はさかのぼって午前６時。

その時間の「りくがめ荘」です。

まだこの時間にはライトはついていません。

ところが私が起きてきた気配を察知してガシガシやっている子が・・・。




檸檬です。

夜中まで暴れまくっていたくせに朝も早いんだねぇ～！






檸檬の暴れる音に他のカメたちも起きてきたみたいです。



源氏。

私を見上げて食事の催促。

（なにぶんライトがついていないので暗くてすみません・・・）







あらら・・・。

メロンも起きてきちゃった。






ルマンも・・・。

おいおい、もっとゆっくり寝ていればいいのに・・・。




そうこうしているうちに７時になりライトが点灯し始めます。




あぁ～、１番うるさいのが起きちゃった






あれぇ～、ミッチーも？






いつもは寝ぼすけの向日葵や・・・






マロンも珍しく起きてきてしまった。



寒い冬の間は「りくがめ荘」も暖房で暖められているので、カメたちも思ったより早起き。

そんなカメたちの為に慌てて食事を用意して出発した霧の朝でした。