morbid the seven acolytes
開発 Still Running
販売 Merge Games
国 フィンランド、イギリス
クリア感想
アクション ◯
マップ ◯
ビジュアル ◎
プレイアビリティ △
コスパ △
惜しい。
良作ではあるのだけれど、ギリギリ良作というか、特段良いというわけでもない感じです。セールなら間違いなくお得。
内容は流行りのダークファンタジーの世界観でかつ、流行りの高難度アクションをライトにしたゲームです。そんな世界をクォータービューで表現し、グロテスクに仕上げたのが今作品。
ストーリーなどはロード時間中や図鑑、イベントリで表記されていて、そうした背景をゲーム内で読み込んでいくことでさらに没入できるような作り方をしています。
BGMも非常に良く、ドットビジュアルも素晴らしいために雰囲気はとてもレベルの高い作品となっています。
肝心のアクションは特別優れたものではありませんが、パリィやロールを基本軸に良く作られているのはわかりますから、面白いのは確かです。
しかしゲーム性はそこまで高くなく、様々な武器やアクションがあるのは素晴らしいのですが、イマイチどの程度敵に対して有効なのかわかりにくいです。
マップも良く作られているなぁと感心こそすれ、どこが通路なのかわかりにくい箇所が散見されるなど、非常にもったいないゲームデザインとなっています。
UIも明瞭でなく、ゲーム進行に問題はないんだけれど翻訳がわかりにくく、ダークな世界観も相まってアイテムが信用できないために1度も使わないアイテムがほとんどを占めました。
難易度はアクションに慣れていない人は高難度、アクションに慣れている人はそこそこな難易度で、高めではあるけれど高いというほどではないというライトな印象。
ついでにボリュームもライトで、道に迷った私がクリアまで8時間かからないくらいでした。
総じて惜しい作品ですね。
続編が今年出る予定で、次は3Dアクションのようです。動画を見る限り面白そうなので、続編ではさらに面白くなっていることに期待しています。
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