『日本歯技』2014年1月号
治に居て乱を忘れず
総務・広報担当常務理事 岩澤 毅
新年明けましておめでとうございます。会員・ご家族の皆さま方におかれましては、和やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
任期の半ば以上を終え、残された課題解決の年としてまいります。
総務分野では、歯科技工士会館の耐震診断等の作業が進んでおります。結果に対応したより良い方策策定のため、基礎資料の作成等、着実な対応をしてまいります。事務局職員の雇用と安全に責任を持つものとして、東京都帰宅困難者対策条例への対応等、遺漏の無い様に留意してまいります。
広報分野では、外部広報・内部広報を統括する部門として、広報誌やホームページ、外部媒体との協力等により、公益法人に相応しく広く国民を対象とした情報の発信、会員が必要とすると思われる情報の発信を継続しております。
横断的課題である日技新発展『7』プランは、組織内手続きへとスッテプが進みました。所定の手続きと並行して更なる周知と参加を進め、『7』プランを実り多いものとすべく方策を講じます。
各地域組織の新公益法人制度改革への対応も、その方向が明確になりました。歯科技工士として全国規模で取り組むべき「民による公益の増進」の姿を、地域組織との連携のもと確かなものとしてまいります。
気候変動等に影響されたと思われる頻発する自然災害は、被害の規模を増しています。必要な災害対策を、行政や他団体等との連携のもと準備してまいります。東日本大震災の復旧・復興支援は、継続した取り組みが必要です。『日本歯技』では、特集企画・被災三県行政への無料広告枠提供等を、本年も継続した取り組みを行います。
歯科技工士組織を基盤とした社会貢献活動は、会員提案も生かし、より多彩さを増しています。参加が容易な全国規模での継続した取り組みとすべく、様々措置を講じてまいります。
皆様には、引き続きご協力をお願いいたしますとともに、この一年が皆様にとり輝かしい年でありますことを祈念いたします。