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歯科技工士・岩澤 毅

中曽根康弘(著) 自省録 [単行本]

2011年06月20日 | amazon.co.jp・リストマニア
副題に騙されたが、中曽根さんは中曽根さん, 2011/6/20

By 歯職人

 本書の重厚な表紙写真とその副題「歴史法廷の被告として」に釣られ、さすがにあの中曽根さんも自身を振り返り懺悔録の様なものをまとめたかと思い本書を購入した。
 しかしながら、政治家の著書にありがちな「自慢話」と「自己正当化」、「自分から見た歴史の記述」全開である。
 やはり政治家も長生きしなければならない。長生きして「人生」を記せば、脇役として登場する同時代の政治家は、既に死亡しており反論の機会は無い。
 中曽根康弘、ある種、潔いとも思わせる、自己正当化である。
 
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ジセイロク レキシホウテイノヒコクトシテ
自省録―歴史法廷の被告として

中曽根 康弘【著】
新潮社 (2004/06/25 出版)

255p / 19cm / B6判
ISBN: 9784104687015
NDC分類: 310.4


価格: ¥1,470 (税込)

詳細
総理大臣の資質
政治家が書き遺すことの意味
人物月旦(戦後日本の政治家たち;海外の偉大な指導者たち)
わが政権を回想する
これからの世界を読む
漂流国家、日本のゆくえ

政治家は歴史の法廷の被告である。だからこそ、私はすべてを書き遺した。 
豊かなエピソード、鋭い観察、鮮やかな人間分析。卓抜な歴史観と国際政治の解剖。そして誰よりも知悉している権力とリーダーシップへの深い洞察。「戦後政治の総決算」を唱えた男の栄光と挫折の人生体験が見事に息づく書下ろし。昭和史上、稀代の政治家・中曽根康弘氏の発言は混迷を極める日本が難局を乗り切るための指針となる! 著者紹介
中曽根康弘[ナカソネヤスヒロ]
1918年生まれ。東京帝国大学法学部政治学科卒業。47年、群馬3区から衆議院議員初当選(民主党)。59年、科学技術庁長官として初入閣。67年、運輸大臣。70年、防衛庁長官。72年、通産大臣兼科学技術庁長官。80年、行政管理庁長官、土光敏夫経団連名誉会長を第2次臨調会長に招聘。82年、第11代自民党総裁、第71代内閣総理大臣に就任。87年11月、戦後3番目の長期政権(1806日)の幕を閉じる

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