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歯科技工士・岩澤 毅

藤井 聡 (著) 強靭化の思想 [単行本]

2013年07月06日 | amazon.co.jp・リストマニア
「強靭化の思想」=反構造改革・反規制緩和・反自由貿易主義・反TPP, 2013/7/6

By 歯職人

 安倍政権のブレーンとして奇妙に共存する、本書の著者である藤井 聡氏の「強靭化の思想」と竹中平蔵氏に代表される「構造改革・規制緩和・自由貿易主義・TPP」路線。
 本書は、国土強靭化のイデオローグ藤井聡京大教授(安倍内閣参与)の各種メディアに発表した論考を編んだものである。
 各論文は、発表経過もあり量的に手頃であり、また要点の絞り込みが行われており、手ごろな作りの一冊となっている。
 2013年夏の参議院選挙により、両院の多数を握るものと思われる安倍政権が、政権内の「強靭化の思想」と「構造改革路線」の対立にどのようなハンドリングを見せるか?
 今後の安倍政権の行方を占う上でも、押さえておきたい一冊です。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4594068340/ref=cm_cr_mts_prod_img

強靭化の思想 - 強い国日本を目指して

藤井 聡【著】

価格 \1,470(税込)
育鵬社(2013/07発売)

内容紹介

◆我々にいま求められる「危機を突破する力」とは? 安倍内閣ブレーンである著者がつむぐ、新たな日本の物語。

◆「まえがき」より
――力無きものには、如何なる危機も突破することなどできず、ただただその危機に飲み込まれ、打ちひしがれていく他ありません。
だからこそ、我々は、どの様な危機が訪れようとも、時に鋼のように跳ね返し、時に柳のように受け流し、「強く、しなやかに、そして、たくましく」
対応し続ける「力」が必要なのです。

◆本書の内容
序 章「日本の強靭化」が戦後レジームからの脱却をもたらす
第1章「今そこにある危機」を直視せよ
第2章「富国強靭」でデフレは克服できる――アベノミクス原論――
第3章マスコミ・学者・大衆がつくる「空気」を疑え
第4章新たな「国民の物語」を紡げ
第5章「一身独立」して一国独立す
終 章世界一「タフ」たろうとする決意

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