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歯科技工士・岩澤 毅

松浦 玲 (著) 坂本龍馬 (岩波新書)

2010年11月21日 | amazon.co.jp・リストマニア
龍馬の行動を残された本人と周辺の手紙と日記等から事績を確定, 2010/11/21

By 歯職人

 坂本龍馬の事績を、信頼できる史料と部分的には歴史を伝える資料から再構成する一冊です。
 ドラマの脚本家や小説家が作り上げてしまった龍馬像、部分的伝聞・大雑把な記憶に依存した後年作の伝記を、歴史記述として耐えうる水準に引き上げる一冊です。
 本書は、松浦玲氏の仕事の総仕上げとして挙げ得る著作群の一翼を担います。

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サカモトリョウマ イワナミシンショ
岩波新書
坂本龍馬

松浦 玲【著】
岩波書店 (2008/11/20 出版)

209,11p / 18cm
ISBN: 9784004311591
NDC分類: 289.1
価格: ¥777 (税込)


詳細
疾風怒涛の幕末、時代の変革をめざして東奔西走しながら、三二歳、志半ばで暗殺された坂本龍馬。
勝海舟、西郷隆盛、木戸孝允、松平春嶽らとの政局をめぐる交渉の中で、龍馬はどのように行動したのか。
また、巨艦を持つことを夢見た海援隊の実態はどうだったのか。
龍馬の書簡等基本史料を丁寧に読み解きながら、その実像に迫る。


第1章 第一次脱藩まで(郷士坂本家;龍馬の家族 ほか)
第2章 勝麟太郎の客分に(海舟日記の性格;龍馬出現 ほか)
第3章 薩長密約を仲介(鹿児島から北上する龍馬;西郷が来ない ほか)
第4章 社中から海援隊へ(船を欠く社中;当時の天下の人物 ほか)
第5章 新国家構想なかば、京に死す(いわゆる「船中八策」の謎;薩土盟約 ほか)

著者紹介
松浦玲[マツウラレイ]
1931年広島県に生まれる。京都大学放学処分、立命館大学大学院修了。京都市史編纂所主幹、著述業、桃山学院大学教授等を経て現在著述業。専攻は日本近代政治史・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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