2022年2月26日(土)18:00~ 首都圏歯科技工士会連合会主催
日本歯科技工士連盟会長立候補者公開討論会 立候補者政策・ビジョン発表 岩澤原稿
みなさん、こんにちは。
秋田県歯科技工士連盟所属の岩澤毅です。
音声は大丈夫でしょうか?
この度、日技連盟会長選挙に立候補いたしました。宜しくお願いします。
会長立候補者公開討論会を、実施して頂き、ありがとうございます。
首都圏歯科技工士会連合会の担当者様には、様々なご苦労があったことと思います。
あらためて感謝申し上げます。
日本歯科技工士連盟会長は、過去には社団法人の会長が兼任するとされた時代が長く続ていていました。
公益法人制度改革もあり、現在の形になりましたが、日技連盟独自の選挙も、道半ばと思います。
ブロック主催のこのような企画の積み重ねが、歯科技工士組織の活性化、会員の歯科技工士組織への参加意識の向上、そして何より有権者である評議員の皆さんお一人お一人の投票先の選択に役に立つことを願います。
立候補者は、いわば組織活性化のための「人柱」です。
この選挙の機会を、日技連盟の組織力強化の一助として頂きたいと思います。
さて、事前に資料を提出させて頂いております。お手元にお持ちでしょうか?
目次
立候補のご挨拶
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/7ef0442bcc6bb9136993ecc559df49ca
1. 「岩澤毅 方針」
2. 2022年1月10日付 河北新報「声の交差点」「行政に関心深めて発信を」
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/d9cf6594178f9656431f0934ce3ab3dd
3. 2022年1月18日付け 日本歯科新聞「投稿/寄稿」「日本大学田中前理事長の事案から、組織と人を考える」
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/b7170dbd71e4619c082dc73517b577c2
4. 歯科技工士需給問題
日本歯科技工士会 広報誌 『日本歯技』 2018年1月号、同年3月号 巻頭言
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/27a83cc983877830644aaf9cf61c989f
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/530d268fc944a163f537c50a90ba518e
5.令和2年度衛生行政報告例 (1月27日web公開)
衛生行政報告例 令和2年度衛生行政報告例 統計表 隔年報 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450027&tstat=000001031469&cycle=7&tclass1=000001161547&tclass2=000001161548&tclass3=000001161550&tclass4val=0
就業歯科技工士数,就業場所・性・年齢階級別 2020年
就業歯科技工士数,就業場所・性・都道府県別 2020年
就業歯科衛生士・歯科技工士数及び率(人口10万対),都道府県別 2020年
歯科技工所数,業務に従事する者数・都道府県別 2020年
就業医療関係者数,年次別
を事前に提出しております。
それぞれは、私の基本的な立場や考え方を説明するための資料です。
特に「方針」が、会長選挙に臨む私の基本的な態度を表明したものです。
中央団体である日技連盟の運営の原理原則や歯科技工士に関係する制度と法律の整備の方向性を示しました。
具体的には「方針」から、
〇日技連盟と公益日技の原則的な関係の再確認を行う。
日技連盟の役割は、公益日技の守備範囲を超える活動であること、地域組織との協力体制構築、関係団体との関係の在り方は、各々の団体は当然にも個別の利害を持っているとの理解の上で共通の目的に関する協力関係として再確認する。
原理原則をないがしろにせず、また他団体におもねることなく、関係の在り方の再確認を行いたいと思います。
〇歯科技工の委託・受託の法的整理を行う。
歯科医療機関と歯科技工所間の歯科補てつ装置等の作成の委託・受託関係を他の医療関連サービスと同様に医療法上で整理し、委託・受託双方の責任を明確化し、無届無資格等の問題の発生を防止する。
これは、医療法に歯科技工を追加する方向を示しています。
〇衛生検査を参考に、歯科補てつ装置等の作成の外部委託の診療報酬点数を別掲する。
歯科診療報酬に歯科医療機関から歯科技工所に歯科技工を委託する際の点数を別掲することを検討する。現在の制度では、バイトリム(基礎床咬合堤)の委託歯科技工料金を設定する際の参考資料にならない。別掲により歯科医療の経済問題の整理を目指す。
これは、診療報酬制度と歯科技工の関係です。
診療報酬の請求項目と歯科技工所の請求項目では、本質的に違うものです。
河北新報、日本歯科新聞の投稿は、私の基本的な考えを表明したものです。行政との関係、組織と人に対する考え方等、基本をないがしろにせず、大切にしたいと思います。
一度病んでしまった組織を、再建することは大変な努力が必要です。
引き続き「組織と人」の観点から他団体の動向も注目していきたいと思います。
また、活字にして考えを公表し、それに対する他者の意見を聞く姿勢も重要と思います。
最新の衛生行政報告例の統計数字ですが、
「歯科技工士不足」が取りざたされておりますが、厚生労働省発表の歯科技工士に関する公式統計を取り上げています。前提として、この統計の精度の問題も検討しなければなりませんが、過去との比較で全体の傾向がわかると思います。
これをスケッチし日本歯科新聞の2月22日号に「「衛生行政報告例」に思う/変化を読み取るには/統計の整理と詳細化が必要」と題したものが掲載されました。
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/6797942100db7f8dd4ddf1b9c2ac7df3
人口10万人ありの歯科技工士数は、平成8年の数字が29.1人、令和2年で27.6人と安定しています。
また、歯科医師数と比較しますと、歯科医師1人に対し歯科技工士0.3前後の数字も安定しています。
言わば、現在の歯科技工技術・生産技術での「歯科技工士として食べていける人数の限界の数値」が、あるということと思います。
今後デジタル化の影響が、数字に出てくるものと思います。
現在、歯科医師国家試験の合格者は2000人前後です。
これに対応した歯科技工士の国家試験合格者の安定的確保が、一つの目安となます。
歯科医師国家試験の合格者数に関しては、歯科関係団体から、今後の歯科医療の需要動向から1200、1400にすべきとの提言が出ています。
需要と供給のバランスを崩しては、歯科医療経済は負のスパイラルから抜け出せなくなるとの視点と思います。
これらの動向にも注目したいと思います。
日本歯科技工士連盟は、他の医療関連職に先行し職域団体として職域代表、組織内候補を擁立し国政に挑戦した歴史を持ちます、今となっては日本理学療法士連盟の小川かつみ議員他の議員存在する状況です。
これらに対しても歴史的経過や現在の政治状況のリアルな分析が必要です。
会長に当選致しましたら、歯科技工の価値向上、歯科技工士の経済環境を整備する施策を冷静に打ち出していきたいと思います。
広く歯科技工士が、知恵と経験を持ち寄り、日本の社会保障政策、医療政策の大海・荒海の中、外部のお力も借りながら、歯科と歯科技工の未来を切り開いていきたいと思います。
そのためには、歯科技工士組織の活性化、会員の参加意識の向上が必要です。
この日技連盟会長選挙は、そのための重要な一歩です。
皆さんの一票一票の選択、積み重ねが明日を創ります。
日技連盟会長選挙は、間接選挙です。評議員の皆様の背後には、多くの会員がいらっしゃいます。
会員の負託、会員の願いに応える選択をお願いします。
秋田県歯科技工士連盟所属の岩澤毅でした。
以上です。
ありがとうございました。
日本歯科技工士連盟会長立候補者公開討論会 立候補者政策・ビジョン発表 岩澤原稿
みなさん、こんにちは。
秋田県歯科技工士連盟所属の岩澤毅です。
音声は大丈夫でしょうか?
この度、日技連盟会長選挙に立候補いたしました。宜しくお願いします。
会長立候補者公開討論会を、実施して頂き、ありがとうございます。
首都圏歯科技工士会連合会の担当者様には、様々なご苦労があったことと思います。
あらためて感謝申し上げます。
日本歯科技工士連盟会長は、過去には社団法人の会長が兼任するとされた時代が長く続ていていました。
公益法人制度改革もあり、現在の形になりましたが、日技連盟独自の選挙も、道半ばと思います。
ブロック主催のこのような企画の積み重ねが、歯科技工士組織の活性化、会員の歯科技工士組織への参加意識の向上、そして何より有権者である評議員の皆さんお一人お一人の投票先の選択に役に立つことを願います。
立候補者は、いわば組織活性化のための「人柱」です。
この選挙の機会を、日技連盟の組織力強化の一助として頂きたいと思います。
さて、事前に資料を提出させて頂いております。お手元にお持ちでしょうか?
目次
立候補のご挨拶
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/7ef0442bcc6bb9136993ecc559df49ca
1. 「岩澤毅 方針」
2. 2022年1月10日付 河北新報「声の交差点」「行政に関心深めて発信を」
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/d9cf6594178f9656431f0934ce3ab3dd
3. 2022年1月18日付け 日本歯科新聞「投稿/寄稿」「日本大学田中前理事長の事案から、組織と人を考える」
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/b7170dbd71e4619c082dc73517b577c2
4. 歯科技工士需給問題
日本歯科技工士会 広報誌 『日本歯技』 2018年1月号、同年3月号 巻頭言
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/27a83cc983877830644aaf9cf61c989f
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/530d268fc944a163f537c50a90ba518e
5.令和2年度衛生行政報告例 (1月27日web公開)
衛生行政報告例 令和2年度衛生行政報告例 統計表 隔年報 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450027&tstat=000001031469&cycle=7&tclass1=000001161547&tclass2=000001161548&tclass3=000001161550&tclass4val=0
就業歯科技工士数,就業場所・性・年齢階級別 2020年
就業歯科技工士数,就業場所・性・都道府県別 2020年
就業歯科衛生士・歯科技工士数及び率(人口10万対),都道府県別 2020年
歯科技工所数,業務に従事する者数・都道府県別 2020年
就業医療関係者数,年次別
を事前に提出しております。
それぞれは、私の基本的な立場や考え方を説明するための資料です。
特に「方針」が、会長選挙に臨む私の基本的な態度を表明したものです。
中央団体である日技連盟の運営の原理原則や歯科技工士に関係する制度と法律の整備の方向性を示しました。
具体的には「方針」から、
〇日技連盟と公益日技の原則的な関係の再確認を行う。
日技連盟の役割は、公益日技の守備範囲を超える活動であること、地域組織との協力体制構築、関係団体との関係の在り方は、各々の団体は当然にも個別の利害を持っているとの理解の上で共通の目的に関する協力関係として再確認する。
原理原則をないがしろにせず、また他団体におもねることなく、関係の在り方の再確認を行いたいと思います。
〇歯科技工の委託・受託の法的整理を行う。
歯科医療機関と歯科技工所間の歯科補てつ装置等の作成の委託・受託関係を他の医療関連サービスと同様に医療法上で整理し、委託・受託双方の責任を明確化し、無届無資格等の問題の発生を防止する。
これは、医療法に歯科技工を追加する方向を示しています。
〇衛生検査を参考に、歯科補てつ装置等の作成の外部委託の診療報酬点数を別掲する。
歯科診療報酬に歯科医療機関から歯科技工所に歯科技工を委託する際の点数を別掲することを検討する。現在の制度では、バイトリム(基礎床咬合堤)の委託歯科技工料金を設定する際の参考資料にならない。別掲により歯科医療の経済問題の整理を目指す。
これは、診療報酬制度と歯科技工の関係です。
診療報酬の請求項目と歯科技工所の請求項目では、本質的に違うものです。
河北新報、日本歯科新聞の投稿は、私の基本的な考えを表明したものです。行政との関係、組織と人に対する考え方等、基本をないがしろにせず、大切にしたいと思います。
一度病んでしまった組織を、再建することは大変な努力が必要です。
引き続き「組織と人」の観点から他団体の動向も注目していきたいと思います。
また、活字にして考えを公表し、それに対する他者の意見を聞く姿勢も重要と思います。
最新の衛生行政報告例の統計数字ですが、
「歯科技工士不足」が取りざたされておりますが、厚生労働省発表の歯科技工士に関する公式統計を取り上げています。前提として、この統計の精度の問題も検討しなければなりませんが、過去との比較で全体の傾向がわかると思います。
これをスケッチし日本歯科新聞の2月22日号に「「衛生行政報告例」に思う/変化を読み取るには/統計の整理と詳細化が必要」と題したものが掲載されました。
https://blog.goo.ne.jp/akisigi/e/6797942100db7f8dd4ddf1b9c2ac7df3
人口10万人ありの歯科技工士数は、平成8年の数字が29.1人、令和2年で27.6人と安定しています。
また、歯科医師数と比較しますと、歯科医師1人に対し歯科技工士0.3前後の数字も安定しています。
言わば、現在の歯科技工技術・生産技術での「歯科技工士として食べていける人数の限界の数値」が、あるということと思います。
今後デジタル化の影響が、数字に出てくるものと思います。
現在、歯科医師国家試験の合格者は2000人前後です。
これに対応した歯科技工士の国家試験合格者の安定的確保が、一つの目安となます。
歯科医師国家試験の合格者数に関しては、歯科関係団体から、今後の歯科医療の需要動向から1200、1400にすべきとの提言が出ています。
需要と供給のバランスを崩しては、歯科医療経済は負のスパイラルから抜け出せなくなるとの視点と思います。
これらの動向にも注目したいと思います。
日本歯科技工士連盟は、他の医療関連職に先行し職域団体として職域代表、組織内候補を擁立し国政に挑戦した歴史を持ちます、今となっては日本理学療法士連盟の小川かつみ議員他の議員存在する状況です。
これらに対しても歴史的経過や現在の政治状況のリアルな分析が必要です。
会長に当選致しましたら、歯科技工の価値向上、歯科技工士の経済環境を整備する施策を冷静に打ち出していきたいと思います。
広く歯科技工士が、知恵と経験を持ち寄り、日本の社会保障政策、医療政策の大海・荒海の中、外部のお力も借りながら、歯科と歯科技工の未来を切り開いていきたいと思います。
そのためには、歯科技工士組織の活性化、会員の参加意識の向上が必要です。
この日技連盟会長選挙は、そのための重要な一歩です。
皆さんの一票一票の選択、積み重ねが明日を創ります。
日技連盟会長選挙は、間接選挙です。評議員の皆様の背後には、多くの会員がいらっしゃいます。
会員の負託、会員の願いに応える選択をお願いします。
秋田県歯科技工士連盟所属の岩澤毅でした。
以上です。
ありがとうございました。