山川亜紀とニャンコのSound Garden

コンポーザーピアニスト山川亜紀の
音楽とにゃんことカエルと暮らす日々の色々なこと。

川上村大瀧ダム竣工記念式典 当日編その2

2013年03月25日 00時29分00秒 | 音楽いろいろ
龍神湖は、2003年に試験貯水を始めたあとその影響で地滑りが発生。
当初の予算の16倍のお金をかけ、完成しました。(3640億円)

  
  




地滑りで余儀なく立ち退かれた家々の敷地には、その石垣を残すのみ。
龍神湖のほとりには、水没した家の方々のお名前が刻まれています。




この村の方々の犠牲の上に出来たダム湖であることを、私達は忘れてはなりません。
  
ダム湖の水を「きれい(^__^)」と言った私に、本当に綺麗な水を見せてあげると
尾上君が、蜻蛉の滝へ連れて行ってくれました。












ほんの少し、川上村の本当の姿に触れたような気がしました。

林業の盛んな村だった川上村、1500人いた林業従事者は、現在10人だそうです。
広大な杉山は、これからどうなってしまうのでしょう・・・

いろんな事を体験し、考えさせられた、今回の川上村訪問は
私の中で大切な宝物になりました。
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川上村大瀧ダム竣工記念式典 当日編その1

2013年03月25日 00時16分00秒 | 音楽いろいろ
式典の日の朝は、心配したお天気もよく
湖は朝もやに包まれていました。




朝食を終え、前日に参拝した「丹生川上神社上社」に
竹崎さんご夫婦と尾上君の4人で参拝。


神社に上がって行く道から、龍神様のモニュメントが見えます。
桟橋があって、東屋みたいに見えている場所の底に、
沈んでしまった元々の神社がありました。
  
今回、移転に伴い調査が丘なわれたところ、1300年前の古事記の記述が出て来て
神武天皇も参拝されていたのだとか・・・
「ふたつの龍」のお話の元は、ここから生まれたそうです。




湖には、川上村の人々が愛してやまない
何百年もの暮らしと歴史が沈んでいるのです。


いよいよ、竣工記念式典会場の川上小学校へ。

式典オープニングは、保育園児&川上小学校の子供達による川上太鼓の演奏。

そのあと
近畿地方整備局長、水管理・国土保全局長、紀ノ川ダム統合管理事務局長、奈良県知事、和歌山県知事、衆議院議員2名、参議院議員2名、川上村村長・・・っと約一時間祝辞やごあいさつが続き、私の出番は一番最後^^;


「ふたつの龍」のお話をスライド映像に合わせ、途中2箇所ほど即興で音楽をつけながら、語り師の竹崎利信さんが語られました。


そして、お話の最後に今回私が作った「源流の郷」を歌いました。
スライドに歌詞が出てくるので、 間違えたら大変。。。
キーボードに歌詞を貼りました(^_^;)v

曲の途中から、川上中学校の生徒さんも加わってくださり、みんなで合唱。
当日はこないだ卒業した三年生も駆けつけてくれました。

本当に貴重な、素晴らしい体験をさせていただきました!
心から、感謝です。

子供達とも、記念写真。


この大瀧ダム湖の名前は、「龍神湖」と名付けられました。
式典が終わってから、龍神湖へ行きました。


・・・その2につづく・・・
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