ちょうど一年。
恐怖の時間が何度も続いたあの3週間、未解決のままに終わりを迎えたあの件を未だに私は自分で受け止められていないのだろう。
もう一年も経つのにという焦り。
周りからはいつまで気にしてるんだと責められている気がし、おかしいのではと思われているのではとこわかった。
今日、病院に行って先生と話していたら、そりゃそうですよとあっけらかんと言われ、そうなんだ、おかしくないんだと思えた。
と同時に本当は、周りを許せないのではなく、私は自分を受け入れられていない、許せないのだと気づいた。特に疲れている時にはそれが顕著に出る。
私は何も悪くないと言われても、あぁしておけばと後悔があり、自分を責めている。
他の人が経験していないようなひどい経験をした自分を恥ずかしいと感じている。
自分に価値を見出せないそんな時間が続いている。
そんな自分の事も大切に思ってくれる人や家族もいる、それは分かっているはずなのに、心がずっと曇ったまま、気力が持てず、自分に自信が持てず、いつも何かに怯えている。
時間はかかるかもしれないけど、いつかは完璧でない、あの経験をした自分も受け入れられるようになりたい。
いじめや性被害を受けた人も同じような心境なのかもしれない。私は仕事に関する事で特殊な事であるために人に説明しにくい事ではあるが同じかもしれない。
自分を許す事が、あの事を受け止める事、周りを許す事に繋がるのかもしれない。
今は色々な事におびえている。人とのすれ違い、人との接点がしんどい。
一体何におびえているのだろう。
おびえない自分になりたい。
自分を許したい。