オモロかったあの頃!!

~ナニワ少年ヒストリー~   HN アキラ

強烈な個性の持ち主 R君!!

2016-01-27 11:02:13 | 友達
小学校56年で同じクラスになった生徒にR君という男の子がいました。
彼は強烈な個性を持っていました。

父はいわゆる怖い系の方です。
丹下段平のように片目で刃物でついたような傷が左目についていました。

腹巻にステテコという服装(まさに丹下段平ファッション)で
僕らには非常に優しくいつも「コーヒー牛乳」を飲ませてくれました。

そんな父を持つR君も中々強面でした。
ドスの利いた顔と声で子分を3人はつけ迫力充分。

しかし、こちらがいらん事をしなければ大丈夫で
みんな仲良く遊んでいました。
僕らとは対等な関係でした。

時には、おごってくれるなど切符のいいところをみせてくれるのです。
お母さんはいなくて、
父から確か一日千円もらっていて給食以外の食事はそれで凌いでいたようです。

遠足のときに自分で弁当を作ってみようとしたが無理で
遠足を休んだこともありました。

僕の母がお弁当作ってあげるよと提案したこともありました。

そんなR君は「瞬間湯沸し器」のように沸点が低いのです。
びっくりする位すぐに怒ることがありました。

ある日、武庫川にみんなで釣りに行ったのですが
その日は一匹も釣れずR君のイライラが沸点に達した時
「クソー」と言って竿を「バキッ」と太ももでへし折り、
リールを川に投げ込みました!!

みんな呆然としていました、こういう時は何も言ってはいけないとわかっています。
お通夜のように静まり返りながら家路につきました

又、ある日は淀川沿いを自転車で移動中にR君の自転車のチェーンが外れたのです。
当然、R君の沸点に達します!!

突然、自転車を5・6発「オラオラ」と蹴りをブチ込み
自転車を持ち上げ淀川に「オラー」と投げ込んだのです。
「ドボーン」と落ちる自転車!!
「ワチャー」と思い、呆然とする僕達!!
毎度のことながら、今回は度肝をぬかれました!!

しかし、R君は中学2年の時に親の都合で学校に連絡もせずに辞めてしまったのです。
先生のとまどいながら今後も探すという言葉が今も耳に残っています。
噂では四国にいったとのこと!!

今はどうなっているのかな~見てみたい!!
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